おはようございます、パワー店長養成講座の小宮秀一です。
10月15日に相談を取り上げた渡辺さんから結果報告を頂きました。
私の答えがきっかけとなって背中を押すことができたようです。
で、今回は渡辺さんからの返事を掲載します。
なぜなら、渡辺さんが書かれた文章にはあなたにも役立ちそうなことがたくさんあったからです。
ただ、どのように使わせてもらおうかと考えているうちに、メールを頂いてから10日以上も過ぎてしまいました。いろいろ悩んだ末、そのまま載せるのが一番効果があるのでは?と言う考えに至りました。
以下、一人称は渡辺さんにバトンタッチします。
渡辺さんより
こんにちは、以前10月15日に相談内容を取り上げて頂いた渡辺です。
今では販売をする時間がないくらいに事務仕事をしています。
社長には、「売りたいばっかりにウソをついている!」とか、「お客さんを乗せて勢いで売っている!」とか言われましたが、他のスタッフはそんなことは思っていないとのこと。販売技術を尊敬してるとまで言っていただきました。
それでも、販売が出来ないストレスと理不尽な扱いに疲れてしまって仕事を辞める決意をしました。
「職場の人間関係を良くする方法」を読んで、確かにそれはあると思いました。
私が仕事内容にストレスを感じ始めたころから凡ミスが続き、ミスが多くなるとともに周りから人が去っていったことを思い出しました。それを気にしてるとさらに質が落ちてしまう……。
仕事の質が高かった時を知ってる人とは仲良くできていたし、今でも仲がいいです。でも、新しく入った人たちはそんな事は知りません。なので、よく間違える人とか、仕事が出来ない人としか見ていません。したがって、最後まで打ち解ける事はありませんでした。
仕事の質は大事な事です。時間給とはいえ、集中できない仕事場に執着していても仕方がないと思い、思い切って辞めることにしました。
10月15日の内容の中に「そんな店はやめてライバル店に行ったら?」と書いてあったのが衝撃的でした。
大型店に面接に行き、「販売が大好きです。私に販売をさせてください!」と言って採用されました。今より大きな店に変わることが出来ましたし、希望のカテゴリーにも配属していただけるようなのでがんばろうと思っています。仕事の質を落とさないように注意して、仲間を増やしていこうと思います。
きっかけを作っていただきありがとうございました。
渡辺さんへ
渡辺さん、私のアドバイスがお役に立てたようで何よりです。
でも、社長には恨まれますね、私が。
だって、渡辺さんが成功するのは間違いないからです。
転職あるある
渡辺さんは採用されたので次のような問題はないですが……。
部下を持つ人が一番イヤなのは、自分が切り捨てた部下が成功することです。なぜなら、コレは自分に人を見る目がないか、力を引き出せなかったということだからです。
それを認めるのは勇気が要ることです。ほとんどの上司は意気地がないので、責任を部下に押しつけます。
採用を決める際に、以前の会社の上司に話を聞くのは普通にやることです。「辞めた理由」を聞くのが定番でしょうか。
その時、ひどい上司には、転職した店の人事担当者に、部下が如何にダメなヤツかを吹き込むのがいます。
もっとも、コレは、採用する人が普通なら大丈夫です。ただ、採用に慣れていない人は真に受ける人もいるわけで……。
上司とうまく行かなくて転職する場合、同じ業態の店に移ろうとすると、なかなか採用されないことがあります。その場合は、かつての上司が邪魔をしていると思って間違いないです。
でも、そのような店には採用されない方が幸せです。人を見る目に自信がないと言えるので。だから、同じ業態の店に移るなら、直接のライバル店、しかも前の店より大きい方がお勧めです。
そのような店の方が人を見る目は確かだからです。
ちなみに、私はこのような妨害をしたことはありません。私は自分の目が節穴だと自覚しているので。ただ、妨害をしたヤツは4人知っていますが。
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