おはようございます、小宮です。
店長の置かれている立場を、従業員が理解するのは難しいです。
だからと言って、店長は孤独ではありません。あなたには、店を愛し、商品を愛し、お客様を愛してくれる従業員がいます。
彼・彼女に、あなたの置かれている立場は理解できないかもしれませんが、いい店にしたいという思いはあなたと同じです。
信じられませんか?
そんな方のために、一つ証拠をお見せします。
証拠として、ナオミさんから頂いたメールを紹介します。
私は、店長ではありません!ただのパートです。長年、とあるドラッグストアに勤務しています。
また、このお店が来店して下さるお客様が商品が
大好きです(*^.^*)
お客様に喜んでもらえる商品と接客を提供し、店側も利益が上がる!このように私自身もしたいと思っています。
上記のような理由で、小宮先生のメルマガを拝読させて頂いています。
店長ではない私が拝読させて頂く事に、場違いのような気がしましたので、メールさせて頂きました。
ナオミさん、メールありがとうございます。全然場違いじゃありませんよ。
パートやアルバイトの方で、パワー店長養成講座を読んでいる人は、私が直接知っている人だけでも10人ほどいらっしゃいます。
ナオミさんのメールを取り上げたのは、たまたまこのテーマを書こうと思っているときにタイミング良く頂いたためで、他意はありません。
このナオミさんのメールで勇気づけられるのは私だけではないはずです。店を愛してくれる人が、店長以外にもいると言う、何よりも確かな証拠です。
「どうせ無料だから」と、ひねくれた見方をする人がいるかもしれません。しかし、中には集客の原則OTAMを買って勉強している人もいます。
コレを、マジを言わずして、何をマジと言うのでしょうか。
それでも、今孤独を感じている人は、ナオミさんのメールの以下の部分が参考になるかもしれません。
話は、「事情があって前任の店長が退任された」から続きます。
前任の店長をとても信頼していた私は、ショックでした(T-T)
そこに、とても気難しいA店長が配属……次長は、穏やかで仕事は手際よくこなす方ですが話下手な方…
私は、いつからか(直属の上司が)?店長が何を考えているか??何を言わんとしているのか?、、、解らなくなってしまいました。それでこう思ったのです→{店長の仕事とは何か?どんな責任があるのか?どんな立場なのか?等々を私自身がもっと理解しなくては!!と}
このことも、ナオミさんがパワー店長養成講座を読むきっかけだったそうです。
コレを読んで私は「主任が何を考えているかわからない」と言われたことを思い出しました。
部下として、何よりも困るのは、上司の考えがわからないことです。
あなたが同じ立場なら、「何を考えているんですか!?」と真っ正面から聞いてしまうでしょうが、そう言う人は少数派なのだと自覚しておきましょう。
店長になるような人間は、どこか普通じゃないんです。もっと言えば、どっか壊れていなければ、店長の仕事はこなせないのです。
あなたの考えを部下に理解してもらうことは難しいかもしれません。それでも、あなたが話さないことには理解も何もあったもんじゃありません。
あなたは従業員に「自分はこんな店にしたい」と話していますか?
もし、話さなければ、店のために何かしたいと思う部下でも、何をしたらいいかわからないでしょう。
「部下が動かない」のは、あなたのせいってことはないですよね?
コメント
コメント一覧 (4件)
私は、常に何を考えて行動しているのか、何を目標としているのかを伝えています。全てに共感する必要は無いけどと一言付け加えて。投げっぱなしではなく、時間をおいてその事について、どう思うかも少しずつ聞いています。聞かないと答えてくれないものです。話すタイミングにも気を遣っています。ある程度信頼されていないと、なかなか耳に入らないと考えているからです。いろいろな角度から説明しています。結構大変なんですが、苦労した分かえってくるものですよね!
小宮先生、「場違いではない!」と言って下さって、本当にありがとうございました。嬉しくて、こうしてコメントにまで手を伸ばしてしまいました(*^_^*)
今日の小宮先生のブログ…「店長は普通の人ではない!どこか壊れていないと務まらない!」
衝撃的でした!!そして「なるほど」とも思いました。
店長と云う立場になるくらいの方は、賢く能力もあり、努力も誰よりもして来た方々ばかりでしょう!だからこそ普通じゃないんだ!と、今私なりに理解しました。
(そして…店長もそうであって欲しい……)
改めてこの事を自分の心に留めて、勉強させて頂こうと思います。
お客様の為、店の為、決して諦めません!
店長を少しでも理解するまでは、信頼が築けるまでは、諦めません!
ナオミさん、コメントありがとうございます。
> 店長と云う立場になるくらいの方は、賢く能力もあり、努力も誰よりもして来た方々ばかりでしょう!
賢いかどうかは人に寄りますね。ちなみに私は賢くない方です。
「店長はどこか壊れていないと務まらない」と言うのは、賢いとは関係なく、店長になるようなヤツはどこかおかしいと言うことです。
私の上司に、他人に厳しく自分に甘いヤツがいました。こんなの、人間として最低ですが、それでも売上という結果は出しました。私も、他人がどう感じるかに鈍感なところがありますが、これも人間としては最低なことです。
こういう意味で壊れていると言うことです。
> お客様の為、店の為、決して諦めません!
> 店長を少しでも理解するまでは、信頼が築けるまでは、諦めません!
思い切って、店長にこの思いをぶつけてみては?
ナオミさんのような従業員がいるのは、店長にはありがたいことですからね。
まあ、どうぶつけるかは、店長の性格を見極めた方がいいですが。
ある小売店の店長さん、毎度。
> 全てに共感する必要は無いけどと一言付け加えて。
コレ、意外に重要なポイントかもしれないですね。
納得してもらえなくても、理解はしてもらわないと仕事になりませんからね。