おはようございます、パワー店長養成講座の小宮秀一です。
前回の記事「クリスマスケーキの予約を増やす方法」に「50人全員が買うわけではない。それではクリスマスケーキの予約は増えないのでは?」という質問を3件頂きました。
確かに、この方法だけでは予約は増えないです。
引っ越したりしていなくなった人もいるし、環境の変化でクリスマスケーキが必要なくなった人もいるでしょう。
50人全員が予約するわけではないのは確かです。
それでも、ゼロからスタートするよりは精神的に楽ではないですか?
0から100を目指すより、30から100を目指す方がカンタンでしょ?
まさか、コレだけで予約を増やそうと思っていませんよね?
ダイレクトメールは必要?
「だったら、わざわざカネを掛けてダイレクトメールを打たなくても!」
そう思う人は従業員を信じすぎです。
全従業員が、去年予約したお客様の顔をすべて覚えていて、全員に売り込んでくれるとでも思っているのですか?
そんなことはあり得ないです。
去年予約したお客様全員に売り込むのはダイレクトメールに任せるのが安心です。
予約を増やすのはココにプラスしていけばいいのです。
たとえばダイレクトメールで対応できないお客様には次のような方法があります。
あなたの店で予約するメリットを用意する
お客様にあなたの店で予約してもらうには、あなたの店で買うメリットを用意します。
どうしてメリットが必要なのかわかります?
メリットがなければお客様はどこの店で買ってもいいわけです。同じチェーンなら商品も同じわけだし。
だから、あなたの店で買うメリットが必要なのです
メリットは2つ用意して下さい。
他の店ではなくあなたの店で予約するメリットと、後ではなく今スグ予約するメリットの2つです。
メリットはお客様が得をするモノなら何でもいいです。
ただ、今スグ予約するメリットは、早く予約すればするほどメリットが大きくなるようにします。
たとえば、早く予約するほど値引き額が大きいとか。
こうしたメリットをPOPやチラシ、声出しでお客様に伝えます。
え?金が掛かる?
当たり前ではないですか?
売上を伸ばそうと思ったらお金が掛かります。
一円も掛けずに予約を増やそうなんて考えがクリスマスケーキより甘いです!
え?単価が安くて経費が出ない?
だったら単価を上げればいいじゃないですか!
「店があることが販促」
「売上を伸ばそうと思ったらお金が掛かります」と言うと「店は店があることが販促だ」と反論されることがあります。
要は「販促には1円も使わない」と言いたいのでしょう。
そう言うからには、さぞ素晴らしい顧客体験を提供しているのでしょうね。
で、店に行ってみると、どこにでもある普通のコンビニです。
試食や試飲ができるわけでも、学びがあるわけでもない。プレミアムな商品があるわけでもない。
これで「店があることが販促」ですって?
冗談言っちゃあいけません。
「店があることが販促だ」と言うなら、それにふさわしい店を作ってから言ってください。
そうでなければ、ただ商売が下手くそなだけです。
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