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VMDの実用的な基礎知識

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あなたが受験対策でVMDの情報を探しているなら、このページは役に立ちません。そのような机上の空論をお探しなら他を当たってください。私は現場育ちなので机上の空論は知りません。ココで取り上げているVMDとは、現場の人が、売場で実際に使える情報としてのVMDです。

VMDとはビジュアル・マーチャンダイジング(Visual Merchandising)の略です。VMDには2つの意味があります。

  1. 商品を視覚的に見せる演出テクニック
  2. 視覚に訴える商品計画、売場演出を行うこと

この2つは、それぞれまったく異なるモノです。

VMDの説明がわかりにくい理由は、まったく異なるモノを同列に説明しようとするからです。

そこで、この記事ではわかりやすく説明するため、この2つを分けて説明しています。

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VMDの基礎知識――売場作りに知っておいてもよい

VMDの基礎知識

最初に「VMDの3つの陳列テクニック」で1の基本を説明します。こっちはただのテクニックなので理解しやすいです。

その後「VMDの構成要素」で2の基本を説明します。よく見かける内容ですが、ココまで具体的に書いたモノは他にないと思います。

ただ、「VMDの構成要素」だけではピンとこない人が多いと思います。

そりゃそうです、「VMDの構成要素」は何をどう売るかと一緒に考えないと意味がないからです。

そこで「商品からVMDを考える」で具体的な例を挙げて説明しています。

VMDの3つの陳列テクニック

VMDの3つの陳列テクニック

ココでは「商品を視覚的に見せる演出テクニック」としてのVMDを説明します。

「商品を視覚的に見せる演出テクニック」としてのVMDには、基本となる3つの陳列テクニックがあります。このテクニックを知っているだけでもスタッフの陳列技術は向上するでしょう。

1.シンメトリー(左右対称構成)

真ん中の中心線を基準に、左右対称に陳列するテクニックです。安定感があり、落ち着いた雰囲気を演出できます。

たとえばショーケースに陳列するとき、中央に見せ筋を、左右に売れ筋を陳列するとまとめやすいです。

2.トライアングル(三角構成)

三角形で陳列をまとめるテクニックです。立体感、ボリューム感を演出できます。

商品を山積みするときも、ブロック型に積み上げるよりも山型に積んだ方が量感が出ます。商品数も少なくて済むので一石二鳥です。

3.リピテーション(繰り返し構成)

商品の種類、サイズ、色など、特定のパターン――シンメトリーやトライアングル――を使って商品を陳列するテクニックです。商品が見やすく、見る人に無用なストレスを与えずにアピールできます。

VMDの基本を知った上で崩す

これらの基本を知った上で崩すと陳列にインパクトを与えることができます。

たとえば、リピテーションの中に突然違うパターンが入ってきたら強烈に目立ちます。

しかし、リピテーションができてないと目立たないどころか、散らかっているようにしか見えません。

ルールを越えられるのはルールを知っている人間だけなのです。

以上が「商品を視覚的に見せる演出テクニック」としてのVMDの説明です。

VMDの構成要素

VMDの構成要素

ココからは「視覚に訴える商品計画、売場演出を行う」VMDについて説明します。

「視覚に訴える商品計画、売場演出を行う」VMDの構成要素は次の3つです。

  • ビジュアル・プレゼンテーション(VP)
  • ポイント・プレゼンテーション(PP)
  • アイテム・プレゼンテーション(IP)

この3つが売場のどこで行われるか?、どんなお客様にどんな狙いで行うのか?、どのような見せ方――プレゼンテーションをすればいいのかを押さえておきましょう。

ビジュアル・プレゼンテーション

場所:店頭
ターゲット:店の前を歩いている人
狙い:店の存在を知らせ、立ち止まらせ、店内に引き込むこと
見せ方:看板、ショーウィンドウ、ポスター

ポイント・プレゼンテーション

場所:売場の中
ターゲット:売場を歩いている人
狙い:「この売場にはこんな商品があります」とお客様に知らせ、売場に引き込むこと
見せ方:展示、サイン、ポスター、POP

アイテム・プレゼンテーション

場所:陳列スペース
ターゲット:商品に興味がある人
狙い:商品を魅力的に見せて買う気にさせること
見せ方:陳列技術、POP

あなたはコレを見てどう思いましたか?

「なるほど」と思った人は要注意です。あなたは「わかったつもりになっている」だけかもしれないからです。

なぜなら、これを見た普通の反応は「で?」だからです。構成要素が3つあるのはわかります。でも、それをどう使えばいいのかわかります? 私はさっぱりわかりませんでした。

VMDの構成要素は、商品とその売り方があって、初めて意味を持ちます。なぜなら、売場の主役は商品だからです。商品を使って行うのがVMDだと言うことを忘れないで下さい。

この辺りは商品から考えた方がわかりやすいでしょう。

商品からVMDを考える

「視覚に訴える商品計画、売場演出を行う」を商品から考えてみましょう。

まずは「Aと言う商品を売り込もう」と店長なり、担当者なりが決めます。理由は何でもいいです。「売れ筋だから(データ)」でも「コレが売れそうだから(勘)」でも。

次に、A商品を売り込むには何をすればいいかを考えます。

売場を作り、陳列、POP、セールストーク、セット販売等々の売り方を考えます。コレは「Aと言う商品を売るためにどう見せるか?」と言うことです。アイテム・プレゼンテーションとも、ポイント・プレゼンテーションとも言えます。

しかし商売は売り方だけでは足りません。お客様を売場に連れてこなければならないのです。売り方の次に考えるのが集客です。

集客には様々なツールがありますが、店が無料でスグに使えるツールが店頭です。コレは「Aと言う商品を売るため、お客様を集めるには店頭でどう見せればいいか?」と言うことです。ビジュアル・プレゼンテーションと言えます。

「視覚に訴える商品計画、売場演出を行う」VMDとは?

売りたい商品を、

  • 店頭でアピールし(ビジュアル・プレゼンテーション)、
  • 魅力的に見せ(ポイント・プレゼンテーション)、
  • 陳列棚から商品を手に取り(アイテム・プレゼンテーション)、

レジに持ってきていただくことです。

以上が「視覚に訴える商品計画、売場演出を行う」VMDの全体像です。

私のVMDへの本音は……

ここまで書いておいて、ちゃぶ台返しですが――

あなたは売上を上げるには
売れ筋を売らなければならないと
思っていませんか?

それは違います。
答えはこちらのメルマガにあります。

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