このサイトが「店長 やる気がない」という言葉で検索されていました。
パワー店長養成講座を読むような店長にやる気がないわけがありません。
こんな言葉で検索しているのはどんな人だろうと興味がわきました。
たぶん、やる気満々の部下か、店長を直接指導する立場の人でしょう。
店長にやる気がなくて困っているわけです。
ココで疑問!
なぜ、やる気のない人が店長をやっていられるのでしょうか?
なぜ、やる気のない人が店長をやっていられるのか?
そこそこ結果が出ているからです。
やる気がないのに結果が出るのは不思議ですよね?
ところが、小売という業態では不思議ではないのです。
なぜなら、小売は店さえ開けておけば、用のあるお客様が来店して買物をするからです。
毎朝決まった時間に店を開ける意思さえあれば、そこそこの売上は上がるわけです。
その、そこそこの売上規模がバカにできないほど大きい場合があります。あるいは、計画した売上数値が低すぎる場合もあります。
運良くそのような店の店長になれたら、やる気がなくても務まります。
と言うか、楽に計画を達成できるなら余計なコトしませんわ!
ただ、このような店を現場で見ている「やる気のある」従業員からしたら「もっと売れるのに!」と思うからアレコレ店長に言いたくなるんですね。
店を直接見ているスーパーバイザーも「もっと売れるのに」と思うから歯がゆいわけですね。
実はこういう立場の店長が一番扱いが難しいです。だって、求められる最低限の結果は出しているわけで。
あなたがスーパーバイザーなら売上計画の数値を変えることを強くお勧めします。結果が出なければ少しは動く気になります。
あなたが店長の部下ならば?
その場合は、あなたがやるしかありません。人は面倒なことはしたくない生き物です。そこそこ結果を出している店長もそんな生き物の一人です。
だから、面倒なことはあなたがやると店長に言えばいいのです。自分が面倒に巻き込まれなければあなたが何をやってもいいのです。
ただ、もしかしたら、やる気がないのではなく、やり方がわからないのかもしれません。どちらも端からは同じように見えますからね。
やり方がわからないのであれば、あなたが教えてあげるか、あなたがやって上げればいいでしょう。
コメント
コメント一覧 (2件)
小宮さんこんにちは。この内容の悩みは私も共感する点が多いです。
やる気の無い店長の共通点は「目標」が明確で無いことが多く見受けられます。
でも・・・・目標や将来設計を持っている店長は少なく、一番可哀想なのは、その店で働くスタッフ達です。店長指導は本当に難しいです。
マネージャーとして私は常に自分の将来設計などを巡回などで話すようにして、時間をかけながらいつも指導していますが、本当に難しい問題です。解決アドバイスなど有りますか?
tsunoさん、どうも。
やる気は人の心の問題です。他人がどうこうできることではありません。
tsunoさんの立場なら、やるべき仕事をやってもらえたらいいのでは?
そもそも仕事をするのに必要なのはやる気ではなく、締め切りですからね。