アパレル店のリピート集客と言えば、買って頂いたお客様への電話です。
既存客の集客コストは新規客の7分の1と言われますから、既存客に電話で来店を促すのは正解です。
ただ、電話で来店を促すのは、コストは安いのですが、致命的なデメリットがあります。
それは「売り込みの電話は嫌われる」と言うことです。
今回は、来店率を最低でも倍にして、かつ、お客様に喜ばれる、電話集客法を紹介します。
アパレル店のリピート集客を増やす方法
電話で来店を促すのは別にアパレル店の専売特許ではありません。
しかし、「セールの度に電話が来る」という話題の時、どこの店かを聞くとアパレル系のお店が多いのは確かです。
それだけ、基本に忠実な店が多いと言うことなのでしょう。
以前は電話を掛けるコストがバカになりませんでしたが、今は携帯電話の通話定額サービスを使えば節約できます。
実は以前私も、ウィルコムの「誰とでも定額」を使って電話コンサルを行なっていたことがあります。電話コンサルを電話代ゼロで行なうことができました。
電話集客のデメリット
電話で来店を促すのは、コストは安いのですが、致命的なデメリットがあります。それは「売り込みの電話は嫌われる」と言うことです。たとえよく利用する店だとしても、です。
「セールの度に電話が来る」と言っている女性たちは決していい意味で言ったのではありません。
「セールに来て下さいって言ってるだけで売り込んではないけど?」
正確に言いましょう。売り込みが嫌われるのではありません。人は他人に行動を強制されるのが嫌いなのです。「売り込み」でも「セールに来て下さい」でも同じことなのです。
集客のために電話することが好感度を下げてしまうわけです。
電話集客の正しいやり方
この問題の解決はものすごくカンタンです。
そのためには、普段から、用事がなくても電話しておくことです。
たとえば、電気屋では新人の頃、次のように指導されます。
お客様に「その後機械の調子はいかがですか?」、「お困りのことはありませんか?」と、定期的にご機嫌伺いの電話するようにと。
ちなみに電気屋の店員でコレを続けているのは1%もいません。でも、やる人はダントツの売上を上げるわけです。
どうしてだかわかります?
セールスや来店のお願いをしやすくするためです。
考えてもみて下さい。普段から気に掛けてもらっている人から「来店して下さい」と言われるのと、セールの時しか電話してこない人と、どちらが受け入れやすいと思います?
言うまでもなく前者ですよね。普段放っておいて、セールの時だけお願いなんて虫がよすぎです。そりゃ嫌われますわね。
電話で集客する店はセール時だけではなく、普段からご機嫌伺いをするようにして下さい。お客様の役に立つ情報を提供できればなおいいです。
アパレル店のスタッフなら買って頂いた服と、お客様が持っている服やアクセサリーとの組み合わせをアドバイスしたりできますよね。
そうすればお客様に喜ばれ、来店率も倍になります。同じお金と手間を掛けるなら、お客様に喜ばれることをしたいですよね。
ちなみに、リピート集客ではなく、新規客を集客したいならこちらが役に立つでしょう、
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