おはようございます、小宮です。
tsunoさんから「フック商品の陳列で重要なポイントは何を気を付ければいいですか?」と言うメールを頂きました。
フック陳列は種類が多い商品に使われる陳列です。
一般に低単価です。
種類が多く低単価の商品は、手間が掛かる割には売上は小さいです。
それでも売上に応じた陳列をした方がより望ましいのは事実です。
少なくても売上構成比の大きい商品は「売れる陳列」をすることをお勧めします。
単価を考えたら増える売上はたかがしれています。
すべてのフック陳列を「売れる陳列」にするのはムダな仕事です。
現代の店では、売上への貢献が小さい仕事をすることは許されないのです。
それでも、より多くのお客様が買う商品が見つけやすく、買いやすかったら、満足するお客様が増えます。
では、売れるフック陳列とは?
売れるフック陳列の原則も、より売れる商品をゴールデンラインに配置し、フェイスを増やすのが基本です。
そして、イヤホンのように、基本機能が同じ商品が並んでいるコーナーの場合、中央にもっとも売れる商品を配置します。
このような商品の場合、お客様の視点は中央をボーッと見ることが多いからです。
一方、スマホケースのように基本機能が異なる商品が陳列されているコーナーは違います。
このような陳列コーナーの場合、左側からもっとも売れる商品を並べます。
スマホケースを買いに来たお客様は、まずはスマホケースの売場を探します。スマホケースの売場に来たら自分の機種用のスマホケースを探します。
さて、あなたはどのように探しますか?
たぶん、ほとんどの人は、一番上の左から右へと順に探していきます。
したがって、もっとも売れる機種用のスマホケースが左にあった方がより多くのお客様を満足させることができます。
フック陳列は、売上構成比の大きい商品だけは「売れる陳列」を行なうことがポイントです。
コメント
コメント一覧 (2件)
小宮さん大変勉強になりました。
実は本日、観察「お客様の視点は中央をボーッと見ることが多い」をよく見ていると、新規のお客さんは特に、この現象が確認できました。明日コーナー変え実施しようと思っています。
GWに向けて良い「楽しみ」が増えました。
いつも有り難うございます♪
tsunoさん、どうも。
同じ商売するなら楽しんだ方がいいですよね。
「楽しみ」が増えてよかったです。