おはようございます、小宮です。
昨日、問い合わせに答えていてムッとしたことがありました。
「能書きはわかったから、売れる方法を教えろ」
彼?彼女?が言った「能書き」とは基本の徹底のことです。
よりによってそれを「能書き」と抜かしやがったのです。
「何をやっても売れない」という人は多いです。
でも、そう言う人に限って実は大したことはやっていないです。
やったと言うことを聞いて出てくるのはせいぜい次の4つです。
- 改装
- 品揃えの見直し
- チラシの配布
- セールの実施
なぜ、そこまで言えるかって?
理由はカンタン。一時期の私がそうだったからです。
大したことをやってないのに「何をやっても売れない」と嘆いていたのです。
今思い出すと恥ずかしくて顔から火を噴きそうです。
これらはやることが派手なので、やったつもりになりがちなんです
でも店の商売はもっと地道なモノです。
もっと他にやるべきことがあります。
たとえば、店頭は美しいですか?
- 色あせたポスターや破れたPOPがそのままになっていませんか?
- 剥がしたセロテープの跡が残っていませんか?
- ショーウィンドウのガラスはピカピカですか?
こんな状態で大切な「お客様」をお迎えしていいはずがありません。
改装するくらいなら大掃除をした方がずっとましです。
- 売場は商品で満たされていますか?
陳列台がスカスカだったら品揃え以前の問題です。
なぜなら、お客はアイテム数を見て品揃えが良い悪いと言うのではないからです
お客の言う品揃えの良し悪しは見た目の問題なのです。
品揃えを見直すより前に、売場を商品で満たすという基本を徹底しましょう。
- 商品に値札は付いていますか?
お客は値段のわからない商品は買いません。だって怖いから。
「ライバル店が安い」とか泣き言を言う前に、値札を付けましょう。
話はそれからです。
やるべきコトを全部やってダメだったら「何をやっても売れない」と言ってください。
ま、やるべきコトを全部やったら売れないわけがないんですけどね。
コメント
コメント一覧 (2件)
同感です!やること全てやったのに…なんて、僕は言えないです。探せばいくらでも、出来てないことはあるからです。
売上が仮に前比150%だとしても、今後につなげることが出来ているか、160%にするには、など考えれば考えるほど、やらなけれ
ばならないことは無数にあるから
です。逆に、無数にあるそれらを削ぎ落として、今一番やらなければならないことを見付けることが
重要だと思います。
基本の徹底、継続は大変です。私も取り組んでいますが、正確には80%徹底(笑)できているくらいですかね。売上は劇的に回復はしません!徐々に、地道にです!!
ある小売店の店長さん、私よりわかりやすく書いて頂いてありがとうございます。
おかげでコメントすることが何もありません…(笑)