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店長は「いい人」だと苦労する

2021 2/08
店長の処世術
2011年12月12日2021年2月8日
小宮秀一
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あなたは廻りから「いい人」と言われたことはありますか?

あなたが店長で、かつ、「いい人」と言われたことがあるなら気を付けたいことが一つあります。

私はたくさんの店長を見ていますが「いい人」は苦労しています。

なぜなら、人はたまに見せる顔をその人の本音と考えがちだからです。

何のこっちゃよくわかりませんよね。ちゃんと説明します。

目次

店長は「いい人」だと苦労する

店長は「いい人」だと苦労する

私の高校には数人の不良がいました。

あまり不良が大きな顔をしている学校では無かったのですが、そのなかの一人がモテるんですわ。

バレンタインデーになると、その不良にチョコを渡そうとする女子が朝、昼、放課後と10人くらい列を作ります。放課後は他校の女子も来ていました。

ちなみに、女子は不良ではない普通の女子ばかりです。

え? 若い頃はありがちですって?

いえいえ、そうカンタンな話ではないのです。もう少し我慢して付き合ってください。

ヤツはカッコいいわけではありません。背は小さく165センチ、目も小さく一重、唇は薄く、どうしてこいつがもてるんだろう?と言うルックスでした。オマケに不良だし。

「不良だから」もてているわけではないのです。

事実、他の不良はチョコゼロだったし。

その不良が私の後輩の友達と付き合うようになりました。その女子も真面目な娘です。

いい機会なので直接聞いてみました。

「あいつのどこがいいの?」

女子にもてるヒントとがあるかもしれないと思ったからです。

答えはあまりにも普通でした。

「ああ見えて(怖く見えて)、本当はやさしいの」

でも、その女子と不良の彼は接点がありません。どうしてやさしいと思ったのでしょうか?

その不良が、学校近くにいる野良猫にエサをあげていたからだそうです。

話は超つまんねーモノでした。だって、野良猫にエサをあげていたのは不良だけではなかったからです。

他にもエサをあげていた人はたくさんいるのに、彼は「不良なのに意外」だから女子の話題になったのです。

この本当かどうかよくわからないエピソードだけで、彼は「本当は優しい人」と言われるようになったわけです。

いい人がいいことをやるのは当たり前。でも、悪い人がたまにいいことをやったら「ああ見えて優しい」になってしまうのです。

この逆が怖いんです。

いい人がたまに冷たいことを言うと「本当は冷たい人」と思われるんです。

「普段は優しいけど目の奥が笑ってない」なんて言われたいい人店長がいましたねえ。

コレが「いい人」が苦労する理由です。

あまり無理して「いい人」にならない方が部下との付き合いはうまく行くと思いますよ。

あ、根っからの「いい人」ならそんな心配は無用です。

店長の処世術
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コメント

コメント一覧 (2件)

  • ある小売店の店長 より:
    2011年12月12日 10:11 AM

    実は私もいい人と言われますが、自分では少しもそう思ったことはありませんし、意識して行動したことはありません。

    逆にいい人と言われたくないがための振る舞いをすることがあります(笑)
    いい人=つまらない人と思われがちなのでやっかいです。

    でも本質は、長く付き合う機会があればわかってもらえるようにも思いますが、あまいですかね?
    いい人を演じているのであれば、ボロが出るとは思いますが。

  • 小宮 秀一 より:
    2011年12月12日 10:31 AM

    ある小売店の店長さんは、根っからのいい人だと思います。文面からにじみ出ています(笑)。

    ある小売店の店長さんのようなら心配は要りません。

    この記事で書いたのは「いい人を演じている」って方ですね。そういうのは自分が損なので止めた方がいいと思います。

    > でも本質は、長く付き合う機会があればわかってもらえるようにも思いますが、

    コレは私もわかりませんが、ただ、長年連れ添った夫婦でも破綻するわけですから「言わなくてもわかってくれるだろう」っていうのはダメなんでしょうね。

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小宮秀一
主宰
パワー店長養成講座主宰。小売店向けに集客と販売を教えている。20年間アキバでパソコン販売に携わる。23才で個人売上年間1億円を達成。27才で売場主任、その後、7つの売場責任者と2つの店舗の店長を務める。最初の店長のときは年商25億円の店をゼロから立ち上げた。小売店の売上アップのテクニックを公開します。
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