あなたの部下は、あなたの指示に従っていますか?
従っているなら今日の記事は必要ありません。では、また明日。
部下が指示に従わないのは、次の3つのうちのどれかです。
- 指示に従うつもりがない
- 指示された仕事を遂行する能力がない
- 指示が伝わっていない
1は、いわゆる「舐められている」状態です。
叱るのが苦手な店長は多いです。私もそうです。
しかし、叱らないと舐められます。
「冷静に言って聞かせればわかる」と考えるのはハチミツより甘い考えです。
人間、楽な方に行きたがるのが本能です。遅刻しても怒られないなら朝10分多く寝ている方を選ぶものなのです。
当然ですが、店作りは楽な仕事ではありません。楽な方へ行くと言うことは、売れない店になるのとイコールなのです。
現実に、叱れない上司の店は売れない店は成績も悪いです。
この場合の対処はこれを読んでください。
2の、指示された仕事を遂行する能力がないのは、店長の責任です。
あなたが採用に関わったのなら見る目が無かったということです。
たとえあなたが採用に関わっていなくても、部下の能力を把握していないこと、仕事を遂行できる指導をしていないことはあなたの落ち度です。
本当にダメなヤツなら切ればいいんですが、あなたの怠慢を部下のせいにしてはいけません。
3の指示が伝わっていないのも店長の責任です。
部下が指示に従わない理由の、もっとも多くを占めるのはこれです。
しっかり伝えていないから指示が実行されないと言う、極めて単純な理由です。
たとえば、部下に頼んだ仕事が、なかなか行われなかったことがありました。
なぜか?
理由はカンタン、私が締め切りを伝えていなかったんです。
私はすぐにやってもらうつもりだったのに、部下はそうは思わなかったんですね。
こうならないためには、思いつきで部下に指示するのではなく、3Wを使って、自分の中でまとめてから指示するようにしましょう。
・When(いつ)
その仕事の期限
・Who(誰が)
その仕事の担当者
・What(何を)
仕事の内容
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