経験の功罪

■経験の功罪

おはようございます、小宮です。

あなたは、経験は役に立つと思いますか?

役に立つと思いたいですよね。

たとえば、接客販売は経験が極めて重要です。と言うか、才能に恵まれた天才セールスマンでない限り、数をこなさないとセールスはうまくならないのです。

また、クレーム処理にも経験が必要です。

最初にうちは「訴えるぞ」と言われるとビビってしまいますが、数をこなせば「訴えるならどうぞ」と開き直れます。

土下座もクレーム処理をこなしているうちに平気でできるようになります。慣れないうちは土下座は止めましょう。プライドがズタズタになって立ち直れなくなりますので。

一方で経験が足を引っ張ることがあります。

たとえば、あなたは次のような言葉を口にしていませんか?

「うちはこの手の商品は売れない」

私はこの言葉をNGワードにする会の会長ですが、これなどは経験が足を引っ張る典型的な例です。

「うちはこの手の商品は売れない」だって?

確かに、前はそうだったのも知れません。しかし、今は違うかもしれないと、どうして考えないのでしょうか?

なぜなら、お客は入れ替わるし、同じお客でも趣味嗜好は変わるからです。

自慢ですが、私はこの言葉を使わなかったことで何度もヒットを打ちました。

NECが白と黒の色違いのパソコンを発売したとき、私ともう一人以外の17名の店長は「黒のパソコンは売れたためしがない」として発注を抑えました。

私は逆に「白は要らない。黒だけくれ」とリクエストしました。

結果は、黒の方が圧倒的に売れました。私ともう一人の店長の少数派の意見のほうが正しかったのです。

ちなみに、ライバルも「黒は売れない」と考えていたようで、黒を大量に確保していた私の店はおいしい商売ができました。

もう一人の店長は若くて、黒のパソコンが売れなかった歴史を知りませんでした。だから、普通に見比べて黒の方がカッコいいから黒を発注しました。

私も黒のパソコンが売れなかった歴史はもちろん知っていました。しかし、その歴史より印象に残る出来事があったのです。

それは当時頻繁に「色はこれだけ?」と質問されていたことです。

自慢ですが、私はこれを聞き逃しませんでした。

私はこの質問の意味を「他の色がほしいんだな」と解釈しました。だから、ありきたりな「白」ではなく、「黒」を欲しがっている人の方が、今は多いと考えたわけです。

経験から出る言葉の中には、真偽が疑わしいものがたくさんあります。「経験上?」と言う意味合いの言葉を口にしたり、聴くことがあったら次の質問をしてみましょう。

  • それは本当なのか?
  • 前はそうだったかもしれないが、今もそうなのか?
  • それは確かなのか?

相手によっては喧嘩になりますので、質問するのは自分でも構いません。

経験を無駄にしないためにも、経験を疑ってみましょう。これこそが経験を生かすことに繋がります。

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コメント

  1. ナナコです より:

    携帯からはメール出来ません?

  2. 小宮秀一 小宮 秀一 より:

    携帯からも大丈夫なはずですけど、できませんか?