陳列を評価する方法をあなたは知っていますか?
「売れりゃいいんだろ?」
まあ、その通りなんですが、中には売場に置いておくだけで売れる商品もあります。
では、その商品と同じ陳列をしたら他も売れるか?って言ったら絶対にノーです。売上は物差しの一つではあってもすべてではないのです。
陳列を評価するには次の6つのチェックポイントを使います。
目次
陳列を評価する6つのチェックポイント
見やすいか?
パッケージで陳列するなら、どの面を見せたら価値が伝わるかを考えます。
見本を陳列するなら、演出に凝るだけではなく、商品の特長はどこにあって、どのように見せたらより伝わるかを考える必要があります。
触れやすいか?
商品を買ってもらうためには欲しくなってもらう必要があります。欲しくなってもらうための定番的手法が商品に触れさせることです。
選びやすいか?
選びやすい陳列とは、店員に説明を聞かなくても、お客様が自分で商品を選ぶことができる陳列のことです。
選びやすい陳列を実現するには、何らかの基準で商品を分類して陳列することが最初です。
豊富に見えるか?
品揃え云々もありますが、それよりも陳列台をスカスカにしないことが重要です。
魅力的に見えるか?
照明や飾り付けによる演出や、関連商品と一緒に陳列・展示することで商品の魅力を引き立たせます。
効率的か?
どれほど素晴らしい陳列でもメンテナンスに手間が掛かる陳列はどうかと思います。
店員に掛けなくていい負担を掛けてしまいます。
店員の負担が増えると、ミスが増え、クレームが多くなります。
清掃がカンタンで、陳列直しや品出しが少なくて済む陳列を心掛けましょう。
評価はお客様目線で
陳列の評価は勘と経験で判断されがちです。
しかし、最終的に善し悪しを決めるのは私たちではなく、お客様です。
この6つのチェックポイントを使えば、自然にお客目線で陳列をチェックできます。
陳列のチェックに活用して下さい。
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