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お願いせずに閉店するな!

2020 6/08
セールス
2020年6月8日
小宮秀一
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おはようございます、パワー店長養成講座の小宮秀一です。

もし、あなたの店がコロナ渦で厳しい状況なら、既存客に「助けてください」とお願いしてみてください。

なぜなら、既存客の中には、あなたの店がなくなると困る人がいるからです。そういう人が必ず助けてくれます。

あまり大きな声では言えませんが、商品を売るのではなく、寄付をお願いしてもお金は集まります。

ただ、商品を提供できるなら、それを売ることで助けてもらってください。この方が、私たちもお客様の役に立てるからです。

目次

お願いせずに閉店するな!

お願いせずに閉店するな!

「でも、苦しいのはうちの店だけじゃないし……」

確かにその通りです。コロナでは日本に住む人、全員が影響を受けたわけだし。

実際、既存客にお願いすると、ごく一部の方からはクレームが寄せられます。どんなクレームかというと、あなたの想像通り、「苦しいのはお前のところだけじゃない!」です。

私は昨年の9月に、そんな体験をしました……

台風直撃

令和元年9月9日、関東地方に上陸したものとしては過去最大級の台風が千葉県を直撃しました。台風15号――後に、令和元年房総半島台風と名付けられた台風です。

台風15号は千葉市に上陸しました。私が住む習志野市のスグ隣の市です。幸い、私の団地には被害らしい被害はありませんでした。木々が10本ほど倒れただけでした。それでも、けが人もなく、インフラも影響はなかったです。

当時、私はたった一人の方のコンサルティング収入に依存していました。

台風から2日後、面談に伺うと、このクライアントさん、店と自宅、両方被災したことがわかりました。

クライアントさんは「そのくらいは出せる」と仰いましたが、私は頂いていた代金33万円をお返しし、立ち直るまで無償でサポートすることを約束しました。

ですが、33万円がなくなると、次の支払いができなくなることに気づきました。私は利益をすべて広告に投資しています。なので銀行の残高はいつも1,000円台です。翌月の10日には支払いが迫っています。少なくてもスグに33万円が必要だったのです。

カッコ付けたことを、少しだけ後悔したのは内緒です。

そこで私は自分のノウハウを実践しました……

困ったら既存客に売れ

それが「困ったら既存客に売れ」です。

私は「小宮を助けて頂けませんか?」という件名のメールを配信しました。困っていると言う事実を、ありのままに書いて……一切、カッコ付けずに。

正直、非常に恥ずかしかったです。

なぜなら、私は普段から「1社に依存してはいけない」と言っていたからです。「それは怠惰という罪」とまで言っていました。それなのに、言った本人ができていなかったのですから。メールを書くときに顔が真っ赤になったのは秘密です。

商品は5万円と10万円の2点。翌日までに33万円はクリアして、予想を超える売上となり、私はピンチを脱することができました。

もし、これでダメだったら、私はビジネスを一時撤退しようと考えていました。また一セールスマンとしてやり直そうとしていたのです。クライアントさんは、ボランティアでお手伝いすればいいと思っていました。

でも結局、私は顧客に助けられたのです。

ただ、お願いメールはいいことばかりではありません……

クレームもありました

と言うのは、既存客にはいろいろな人がいるからです。私の元にはクレームが2件寄せられました。

内容は次の通り。

  • 苦しいのはお前のところだけじゃない!
    この方は、自分の家が被災した状況を動画で撮影して返信してきました。
  • お涙頂戴なんて、やり方が汚い。

正直、既存客にここまで言われるとショックです。精神的にではありませんよ。私の言葉が伝わっていなかったことがショックなのです。

なぜなら、私は常に「困ったら既存客に売れ」と言っているからです。私はそれを実践しただけです。

「苦しいのはお前のところだけじゃない!」と言うなら、なぜ、同じことをやろうとしないのでしょうか? 実際、私のメールをパクって危機を脱した方が2名いらっしゃいます。

もちろん、クライアントさんには真っ先にやって頂きました。私が文章を考えて、クライアントさんがダイレクトメールで発送しました。損害を帳消しにできるほどの粗利が上がったそうです。

この2名は、私のメールに対して、クレームを付けると言うムダな行為によって、機会を失ってしまったと言えるでしょう。

そんなことより、私たちにはやるべきことがあるのです……

お願いせずに閉店するな!

私たちは、この程度のクレームにビビってはいけません。なぜなら、クレームを言うヤツより、私たちの店がなくなると困る人の方が多いはずだからです。

「勝手に閉店を決めてんじゃねえよ!」とは、ある店の廃業を知った私の知人の言葉です。その店は海苔販売店です。

知人によると「ココの海苔以外は海苔ではない」そうです。そんな店が廃業するとなったら「勝手に閉店を決めてんじゃねえよ」と言いたくなるのはわからないでもないです。だって、また店を探さなければならないのですから。

だから、お客様にお願いする前に、店を閉めるなどと言う決断をしないで頂きたいです。店を閉める決断は既存客にお願いした後に考えても遅くはないです。

ところで、パワー店長養成講座で学んでいるあなたは「なぜ、既存客? 売るのは顧客じゃないの?」と思ったかもしれません……

なぜ、「顧客に売れ」ではないのか?

これが平時なら、顧客に売れと言います。でも、今は危機的状況です。取り敢えず、既存客には全員声を掛けることをお勧めします。

なぜなら、既存客を顧客と判断するには、通常、時間が掛かるからです。

しかし、このようなお願いに反応してくれるお客様は顧客と判断していいでしょう。

危機的状況のお願いは、手っ取り早く、顧客を見つけることができるチャンスでもあるのです。

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小宮秀一
主宰
パワー店長養成講座主宰。小売店向けに集客と販売を教えている。20年間アキバでパソコン販売に携わる。23才で個人売上年間1億円を達成。27才で売場主任、その後、7つの売場責任者と2つの店舗の店長を務める。最初の店長のときは年商25億円の店をゼロから立ち上げた。小売店の売上アップのテクニックを公開します。
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