好きを仕事にしたいなら嫌いなことをやろう

こんなことを言うと、じじい扱いされますが……まあ、実際にじじいなのですが。

おはようございます、店長養成講座の小宮秀一です。

好きを仕事にしたいなら、嫌いなこと、やりたくないことをやることをお勧めします。

なぜなら、たとえ嫌いなこと、やりたくないことでも、やっているうちに好きになることがあるからです。

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好きを仕事にしたいなら、嫌いなことをやろう

モノを売る仕事が嫌い

私は人にモノを売る仕事が大嫌いでした。

理由は3つ。

  • 他人に頭を下げたくないから
  • 根暗なので人と話すのが苦痛だから
  • 人の財布から大切なお金を奪う仕事だから

最初の2つは、個人的な理由ですが、最後のは、多くの人がセールスマンに持っている偏見ですよね?

そんな私が何の因果か、アキバの電気屋の店員になってしまいました。

私の好きは音楽

私が好きだったのは音楽です。

勉強嫌いの私でも、音楽の勉強は好きでした。普通の勉強だと10分も集中できないのに、音楽は5時間くらい平気でできました。しかも、私は楽器演奏も、音楽理論も独学です。クラシックの楽典はもちろん、ジャズ理論も学び、管弦楽法や作曲法も学びました。

誰かに強制されたわけではありません。ただ、自分の興味のままに勉強していたのです。

私は音楽がどのように組み立てられているかに興味があったようです。その興味を満たす仕事として、アレンジャーになりたいと思うようになりました。17歳のことです。

アレンジャーになりたかった……

アレンジャーになりたいと思ったものの、どうやったらなれるのか、さっぱりわかりませんでした。なので、バンドでデビューすることできっかけを掴もうとしました。

スゲー甘い考えですよね?

バンドでデビューするのも大変なのに……。ただ、売れなくてもいいので何とかなるかなと。ホントに甘ちゃんですわ。

それでも、20歳の時、プロデビューできそうなバンドに入ることができました。

曲は、転調を駆使した楽曲でした。メインライターは私。正直言って、作曲は自信なかったので、スティーリーダンをパクりました。ドラムとベースは派手さはないものも堅実なプレイスタイル。ギターとボーカルは見た目もプレイも派手で、ぶっちゃけ女にモテるタイプ。キーボードは私。根暗で人前が苦手な私は緊張しい。そこでプレイはアラが出ないように白玉オンリーにアレンジしました。もちろん、アレンジしたのは私です。

バランスが良いバンドで、ライブハウスのオーディションは楽勝でした。ボーカルとギターにはファンが付いていたのでライブでのウケもよく――。私たちは「これ、デビューできるんじゃね?」と自信を深めていました。

やがて私たちは行動に移します。

レコード会社にデモテープを持ち込む

「デビューするならレコード会社に売り込もう」と言うリーダーの提案で、市ヶ谷のレコード会社にアポを取り、デモテープを持ち込みました。

そして、自信満々にディレクターに聴かせたのです。

……

……

……

評価はボロカスでした。

「曲も、演奏もまるでダメ。プロは諦めろ」と。

今の私なら、「一人の評価など当てにならない」と考えます。そして、他のレコード会社に持ち込むところです。しかし、当時の私たちは若すぎました。全員が自信をなくし、結局、バンドは解散しました。

「デビュー」という足がかりを失った私は、夢を封印することにしました。なぜなら、私には専門学校の卒業が迫っていたからです。我が家には遊んで暮らせる余裕はありません。慌てて就職先を探し、滑り込んだのがアキバの電気屋だったというわけです。

買わないように説得する店員

アキバのオーディオ専門店の店員になった私は売ることができません。だって、自分の仕事は、他人様の財布から大切なお金を奪うことだと思っているのですから。

お客様に買わないように説得する始末でした。

しかも、専門学校でマーケティングを学んでいたため、売れもしないくせに口だけは達者な、イヤな新人だったと思います。そんな生意気な新人を、上司や先輩は、怒鳴りつけることなく、粘り強く指導してくれました。

そして、初めて売った12,800円のヘッドホンがきっかけで、私は販売の面白さに気づいてしまいました。大嫌いだったモノを売る仕事が大好きになってしまったのです。

人と話すのが苦痛だった私が、セールスではまったく苦にならなくなり、根暗でネガティブだった性格は、根拠のないポジティブ思考に変わりました。

価値観が180度変わる

セールスマンはお客様の財布からお金を奪う悪いヤツと思っていたのが、お客様の問題を解決して差し上げる正義の味方と変わりました。

むしろ、売らないことが悪いことだと思うようになりました。

お金に関する考え方も変わりました。お金は、お金自体に価値があるわけではありません。お金は価値あるものと交換できるから価値があるのです。

そして商品に価値があるかどうか決めるのはお客様です。私たちはお客様に売り込んで差し上げるのが使命だと思うようになりました。

180度の変化です。ココまで激しい変化と言うことは、洗脳されたのかもしれません。しかし、人は誰かに洗脳されているものです。だって、教育とは洗脳のことですよね?

したがって、洗脳されているかどうかを考えても意味がありません。大切なのは、お客様がどう感じるかです。お客様に感謝されるなら価値がある仕事と言えるのではないでしょうか?

私は「売ってくれてありがとう」と言う言葉を400人のお客様から言われました。たとえ洗脳されていたとしても、私は「正しいことをした」と信じています。

以来、私はセールスオタクになりました。今もそうです。

まとめ

もし、私が嫌いなことをやらなかったら、セールスオタクになって、今、好きな仕事をすることはなかったでしょう。

仕事が好きになれるかどうかは、結局は、うまくできるかどうかによって決まると私は思います。

だから、あなたも、「嫌いだからやらない」ではなく、取り敢えず、うまくできるようになるまでベストを尽くしてみてはいかがでしょうか?

そうすれば、私のように、嫌いなものが好きになるという、劇的な体験ができるかもしれないです。

上手こそ好きの始まり

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