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コンビニオーナーの立場は本当に弱いのか?

2019 7/25
商売人のマインド
2019年3月11日2019年7月25日
小宮秀一
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  3. コンビニオーナーの立場は本当に弱いのか?

それはあまりにも商売をわかってないとしか……。

おはようございます、パワー店長養成講座の小宮秀一です。

周回遅れの話題です。

旬のときに書いた方が検索エンジン対策にはいいのですが、こう言うことを書くと叩かれそうなので、敢えてこの時期にしました。

ニュース:セブンイレブンに24時間営業見直しを要望したオーナーらが本部に団体交渉を申し入れたが断られた。
↓
https://news.nifty.com/article/economy/cc/12117-10618/

リンク先がいつまであるかわからないので軽くまとめておきます。

セブンイレブンのFC店が、短縮営業をめぐり契約解除と違約金支払いを言い渡された件を受けて、「コンビニ加盟店ユニオン」はセブンイレブン本社に団体交渉の申し入れを行った。しかし、セブンイレブン側から「オーナーは労働者ではない」として、「回答は出せない」と言われた。

あなたはこの話を聞いてどう思いました?

以下、気分を害される人が多いと思いますが、私の本音です。

目次

オーナーは労働者?

コンビニ加盟ユニオンというのは労働者の団体と言うことになるのでしょうか?

もし、そうなら「オーナーは経営者である」というプライドを持っている人には受け入れられないと思います。

確かに、コンビニオーナーが労働者なら立場は弱いでしょう。しかし、コンビニオーナーが経営者なら話は違います。

なぜなら、経営者であるオーナーは顧客を抑えているからです。商売は顧客を抑えている方が強いに決まっているからです。たとえ契約を解除されても顧客さえいれば商売はできるからです。

本部は店の顧客が誰かはわかりません。したがって、それを止めさせることはできません。また、たとえ顧客が誰かわかったとしても、誰に付いていくかは顧客が決めることです。本部が顧客の自由意志を縛ることは不可能です。

もっとも顧客に近い、コンビニのオーナーのどこが弱いというのでしょう。

この人たちは何のために商売をしているか、わかっていないのでしょうね。

商売の目的は顧客を獲得すること

商売の目的は顧客を獲得することです。商品や店は顧客を集めるための手段に過ぎないのです。

オーナーはコンビニの商品で獲得したお客様に何を売ってもいいわけです。

頭良さそうな言い方をすると、コンビニの商品を集客商品としてお客様を集めるために使って、獲得したお客様に利益商品を売って稼ぐと言うことです。

たとえば、あるオーナーさんは、近所の農家と契約して、有機栽培の野菜を高価格で売っています。それでもお母さんは「安全だから」と買っていきます。

また、別のオーナーさんは、本部が扱っていないビンテージワインをお得意様に売っています。ビンテージワインがいくらするかは調べればわかりますよね。

はっきり言って、本部が扱っている商品しか売らないから他のコンビニと違いが出せないし、だから、儲からないのです。

儲からないから問題が起こる

儲からなければ人を雇えません。人を雇えないと、売場が荒れ、お客様への対応が雑になり、クレームが増えます。

そのような店のオーナーは「クレームは全部オレに回せ」とは決して言わないです。オーナーがクレームから逃げ回り、さらにお客様を怒らせます。それを全部従業員のせいにして……。

今時、このような店の悪評はカンタンに広まります。近所の学校の学生が面接に来なくなっていたら原因はこれで間違いないです。

ここまで行ったらもう立て直すのは難しいです。オーナーを変えてやり直すしか方法はないです。

確かに今はコンビニより楽で稼げる仕事は他にいくらでもあります。私が知っているコンビニのオーナーさん、店長さんも採用には苦労しています。

しかし、100メートルも離れていない同じチェーンのコンビニなのに、方や売場に二人だけ、方や売場に6人と言う状況を見ると、人が来ないのは人手不足のせいだけとは言えないと思うのです。

こんなオーナーは経営者ではない

本部に商品を頼りきりだったり、顧客がどこの誰かを知ろうとしなかったり、そういうオーナーは経営者ではありません。

もし、オーナーが経営者でなければ労働者です。だったら団体交渉でも何でもやればいいです。

ただし、仲間と思われたくないオーナーがいることは忘れないでほしいです。だから、組合に入ることを強制しないでください。そして、組合加入を断る人を「本部を怖がっている」と決めつけないでください。

そういう人の本音は「お前らと一緒にするな!」かもしれないのですから。

商売人のマインド
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小宮秀一
主宰
パワー店長養成講座主宰。小売店向けに集客と販売を教えている。20年間アキバでパソコン販売に携わる。23才で個人売上年間1億円を達成。27才で売場主任、その後、7つの売場責任者と2つの店舗の店長を務める。最初の店長のときは年商25億円の店をゼロから立ち上げた。小売店の売上アップのテクニックを公開します。
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