4Sの「徹底」と言うことに注意してください。
おはようございます、パワー店長養成講座の小宮秀一です。
春は店を建て直す絶好の機会です。
なぜなら人が入れ替わるから。
では、具体的には何をしたらいいのでしょうか?
店作りの、8つの基本の徹底をお勧めします。
8つの基本の中でも私のお勧めが4Sの徹底です。
4Sとは整理、整頓、清潔、清掃のことです。
4Sの徹底とは、売場をきれいにしましょうと言うことです。
4Sの徹底だけで売上が上がったという報告は数ありますが、最大なのが”アパレル販売員”さんの報告です。
働き始めた当初はお店が汚かったので徹底的に掃除と整理整頓に努めました。
以前はレジ周りはホコリ、通路にホコリ、階段にホコリとたいへんでした。
驚くかもしれませんが昨対比160%近くです。
私が4Sを勧める理由は精神論ではありません。売上が上がりやすいから勧めているのです。
「徹底」に注意
ただし、4Sの「徹底」だと言うことに注意してください。
徹底とは、外部の者が見たら「そこまでやるか!」と言われるものです。
場合によっては、「気味が悪い」とか、「キチガイじみている」とか、「神がかっている」とか言われるようなことをやるのが徹底です。
たとえば、4Sの徹底とは、担当と締め切りを決め、4Sを行い、担当者が指差し確認しながらチェックシートに記入し、それを責任者がダブルチェックする。
ココまでの仕組みを作って、かつ、運用して、ようやく「徹底」と言えるのです。
こういうのを第三者、たとえば他店の店長が見たら「そこまでやらなくても…」と思うでしょう。
たぶん、今、あなたも同じように思ったはずです。「たかが掃除のためにそこまでやらなくても…」と。
でも、4Sを徹底すれば売れるんですよ?
だったらこのくらいの手間を掛けるのは当然です。
あなたは、第三者から「○○のためにそこまでやらなくても…」と言われたことはありますか?
○○には基本が入ります。
たとえば「掃除のためにそこまでやらなくても…」という具合です。
言われたあるならあなたの店は○○の基本を徹底していると言えます。
言われたことがないなら、もっと基本を徹底する必要があると言うことです。
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