「最初に売る人」を撤回します

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ちなみに「ブラックだから」ではありません。

おはようございます、店長養成講座の小宮秀一です。

あなたは「最初に売る人」という話を知っていますか?

コレは、新人販売員に対して、最初は誰に売ればいいのかを教えるモノです。大抵のセールスセミナーで同じことを教えています。

1.自分
2.家族
3.友人

私も以前は同じことを教えていました。しかし、今はしていません。なぜなら、彼らに売っても販売力は上がらないからです。

「それってブラック?」

あなたが接客販売の経験がない場合、「自分で買え」と聞くと「ブラック企業?」と感じるかもしれません。

しかし、接客販売の仕事をしようという人は抵抗は少ないです。そもそも商品が好きな人が多いですしね。

たとえ商品が好きでなかったとしても、自腹で買うとなると真剣に商品に向き合えます。その結果、買う人が何を考え、どんなことに悩んでいるのかを、身をもって知ることができます。コレはセールスする上で財産となります。

ただ、「自分で買え」には抵抗がない人でも、「家族、友人に売れ」と聞くと抵抗感を表す人がいます。

「家族、友人を犠牲にしたくない」

「は~あ?」ですよね。

家族、友人に勧められない商品を他人様に売っちゃダメでしょ?

と言う話を以前はしていました。今もこの考えは変わっていません。

しかし、「最初に売る人」として家族、友人は問題が多いことにも気づきました。

「最初に売る人」の問題点

家族は身内にお願いされれば何とか協力しようと思うでしょう。その結果、カンタンに売れます。

一方、友人はと言うと、ほしい人は買うでしょう。ただし、お友達割引を期待します。割引ができるならやはりカンタンに売れるでしょう。

家族、友人に売るメリットは売上ノルマが稼げるくらいしかないのです。

だから、最近は家族、友人に売ることはむしろNGにしています。

もしコレを「ホワイト企業」と感じるならあなたの勘違いです。

私が初めて売った商品

私が最初に売った商品はゼンハイザーのヘッドホン、12,800円でした。お客様の顔、名前、交わした会話、すべて覚えています。

なぜ、30年以上昔のことなのに覚えているのかわかります?

人生最大のプレッシャーから解放された瞬間だったからです。

新人として売場に配属されて3日目。その日まで個人別売上表の中で私だけがゼロでした。

私には同期が一人いました。彼は売場に配属された初日に70,000円のスピーカーを売って、早々にゼロから脱出しました。

私より早く売上ゼロを脱した同期はその日までに45万円を売り上げていました。

一方私はその日までゼロ。私だけゼロだったのです。その時のプレッシャーは思い出すだけでも胃から逆流してくるモノがあります。

それでも私は店長や売場主任から、自分で買えとも、家族友人に売れとも言われた記憶がありません。

ホワイト企業? そんなわけがありません。アキバの電気屋です。それだけでブラック認定です。

私が、自分で買えとも、家族友人に売れとも言われなかった理由はカンタンです。それでは何の解決にもならないからです。

私の最初のノルマは月400万円でした。400万円の売上を作るには、家族親戚友人を総動員したらできるかもしれません。しかし、家族も友人も無限にいるわけではありません。

家族親戚友人に買わせるより、技術を磨いて一人前のセールスマンになった方が会社にははるかにプラスになるわけです。

最初からお客様に売りなさい

と言うわけで私は「最初に売る人」は撤回します。むしろ、最初に家族友人には売るのはNGにします。売るのがカンタンなので販売力が身に付かないからです。

新人は、販売技術を使って、ゼロから売上を作ってください。こっちの方が大変ですけどね。

更新は最後です

今回が年内最後の更新です。

ブログの次回更新は1月5日です。

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ちなみに、小宮は12月28日から2018年1月3日までお休みを頂きます。

この期間に頂いたお問い合わせは1月4日以降のご返事となりますので、何卒ご了承ください。

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