陳列テクニックは流行りを追うより定番で行った方がいいです。
おはようございます、パワー店長養成講座の小宮秀一です。
陳列テクニックはいろいろありますが、要は売れればいいんです。
ただ、陳列テクニックにも流行り廃りがあって、そういうのは下手に取り入れない方がいいです。
流行りが終わったらダサくなるだけですので。
たとえばドンキホーテがはじめたジャングル陳列と言われる方法は、最初専門家には批判されていました。
私の尊敬するあるコンサルタントも「あんな陳列で売れるわけがない」と言っていました。
ところが、ドンキホーテが成功すると、ちゃっかり自分の著書でジャングル陳列をテクニックの一つとして取り上げています。
まあ、コンサルタントはこのくらい変わり身が早くないとやってられないのでしょう。
しかし、ドンキホーテの成功があってもジャングル陳列を真似する店は現れませんでした。
ま、あの陳列、いろいろとありそうですし。
たとえば、消防検査はどうクリアしているのでしょうねえ。
つまり、ジャングル陳列は流行りのテクニックということができます。
陳列テクニックは流行りを追うより定番で行った方がいいです。
なぜなら、陳列什器など、売場の設備はカンタンには入れ替えできないからです。
それよりは定番の陳列什器にあった、定番の陳列テクニックを覚えておくべきでしょう。
定番の陳列テクニックは次の3つです。
前進立体陳列
前進立体陳列とは、商品の豊富感を演出する陳列テクニックです。
前進とは商品を棚の手前から陳列することです。
手前とは棚を1センチも開けずにと言うことです。
次に、2個目を1個目の上に置き、上の棚板につっかえるまで積み上げます。
上に積むので立体と言う言葉が入っているわけです。
縦陳列
陳列には縦陳列と横陳列があります。
縦陳列とは、同じカテゴリーの商品を垂直に陳列すること、横陳列は水平に陳列することです。
どちらにもそれぞれいいところ悪いところがありますが無難なのは縦陳列です。
縦陳列のメリットは商品を見つけやすいことです。
買物中のお客の視線は横に流れることが多いため、縦に並んでいた方が視線を止めやすいからです。
そのため、より多くの商品を見てもらえる可能性が高いです。
また、カラーストライプ陳列と相性がいいのも縦陳列です。
カラーストライプ陳列
カラーストライプ陳列とは商品を色ごとに縦縞にまとめる陳列のことです。
カラーバリエーションが豊富な商品の陳列方法です。
縦縞は見た目が美しく、お客様も商品を手に取りやすいです。
色のまとめ方は、暖色は暖色で、寒色は寒色でまとめます。
その間にアクセントとして白と黒を入れます。
カラーストライプ陳列は見た目の美しさだけではなく、店側にもメリットがあります。
それは色ごとの売上が一目瞭然だと言うことです。
3つの陳列テクニック
- 前進立体陳列
- 縦陳列
- カラーストライプ陳列
まずはこの3つ陳列テクニックを押さえておきましょう。
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