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なぜ、IT企業は直営店を作るのか?

ネットで売る方がラクなのに…。

おはようございます、店長養成講座の小宮秀一です。

米国アマゾンはAIを活用したレジ不要の新型店「Amazon Go(アマゾン・ゴー)」の展開を発表しました。

日本では経済誌を中心にちょっと話題になっています。

「アマゾンは日本のコンビニを滅ぼすのか?」って具合に。

それはちょっとピントがずれていると思うんですが。

ネットで売る方がラクなのに、なぜ、IT企業はリアル店舗を作るのでしょうか?

答えの前に、昔話にお付き合い下さい。

20世紀末、米国には「小売業は10年以内に消滅する」と言う学者やマーケッターが少なからずいました。

なぜなら、「ネット通販ですべて済むようになる」から。

私も研修旅行で米国に行った時、ネットビジネスのセミナーでそう主張する学者に会ったことがあります。

よりにもよって、小売店の店長たちが受講しているセミナーでそう発言したことには驚きました。

ただ、当時、日本でも通販専業のデル・コンピュータが成功していました。

だから「本当にそうなるかもしれないな」と将来に不安を感じたのは覚えています。

「リアル店舗にはまだ可能性がある」と、潮目が変わったのは2001年です。

2001年、アップル社が米国に直営店をオープンしました。

直営店はゲートウェイが大失敗をやらかしたばかりでした。

ゲートウェイはデルのライバルと言われた通販専業のメーカーです。日本でも直営店を出しましたが見事に失敗しました。

アップルの直営店も発表当初「上手く行くわけがない」と言われていました。

米国のマスコミも、投資家も、遠く離れた私も言っていました。

「小売、舐めんなよ!」と。

ところがとんでもない。舐めていたのは私たちの方でした。

アップルストアの成功については今さら書くまでもないでしょう。

リアル店舗は土地、建物、在庫、人と莫大な固定費が掛かります。

ネットで売る方が安上がりなのに、なぜ、お金を掛けてアップルはリアル店舗を作ったのでしょうか?

それはネットではできないことがあるとアップルはわかっていたのでしょう。

ネットではできないこととは?

商品を体験してもらいたいのと、困った時の助けになりたいからです。

商品を体験することによって理解が深まり、商品が欲しくなる=売上が上がります。

また、困った時に助けることができれば、ブランドへの好感度が上がり、商品の習熟度が増し、もっと良い商品が欲しくなる=売上が上がります。

正直言って、既存の小売店が手を抜いてきたことじゃないですか?

あなたは違う? 少なくてもパソコンショップはそうでした。

  • 「どっちがいい?安いので十分です」
  • 「試したい?ショールームはあちらです」
  • 「わからない?メーカーさんの電話番号はこちらです」
  • 「サポート?メーカーさんのサービスステーションはあちらです」

商品を置いて、ただ右から左に流すだけ。

お客様に何の価値も提供していないのです。

しかも、こんな店が圧倒的多数なわけで。

コレじゃあ儲からないのは当然ですって!

あなたのお店は大丈夫ですか?

お客様にリアル店舗だからこそのメリットを提供していますか?

もし提供していなければアマゾンに滅ぼされるのは時間の問題かもしれませんね。

「お客が来ない」とお困りの店長さんへ

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受け取って頂けますか?

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