コレを言うと10人中8人に怒られますが…。
おはようございます、パワー店長養成講座の小宮秀一です。
山田さんから「2階の利用率が上がりません」というメールを頂きました。
山田さんは2階建てコンビニの店長さんです。
コンビニで2階建てというのは珍しいですよね?
私はまだ一度もお目に掛かったことがありません。
そんなお店が2階にお客様を上げるにはどうしたらいいのでしょうか?
「○○で唯一2階のあるコンビニ」を差別化に使うのはどうでしょうか?
○○には地域名を入れます。可能な限り広い方がいいです。
北千住よりは足立区、足立区よりは東京都、東京都よりは関東といった具合に。
「○○で唯一2階のあるコンビニ」をキャッチコピーにしてポスターを作り、店頭に貼ります。
店内のお客様が滞留する場所にもPOPを貼ります。
レジ、雑誌、ATM、トイレも忘れずに。
名刺にも「○○で唯一2階のあるコンビニ」を入れます。
私だったらやるのはココまでです。
2階は差別化のネタとしてだけ使って後は放置します。
なぜなら2階にお客様を上げるのは難しいことだからです。
お客様が階段を上るという苦痛に耐えてまで見たい商品、買いたい商品を提供しなければならないのです。
コンビニの商品の場合、タバコ、酒、雑誌、本くらいしか私は思い当たらないです。
だからと言って、これらを2階に持って行くとなったら、関係者を説得する労力がバカになりません。
たとえ実現できたとしても売上への影響は微々たるモノです。
つまり、2階の利用率を上げるのは割に合わない仕事なのです。
そんなことに頭と時間を使うなら1階でもっと売ることに集中するのがお勧めします。
何てったって、売上を作るには、売れる商品を、売れる場所で、もっと売ればいいのですから。
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