おはようございます、パワー店長養成講座の小宮秀一です。
店作りに難しいことは一切ありません。
当たり前のことを、当たり前に実行すれば必ず売れる店にできます。売れないのは当たり前のことをやっていないか、当たり前のレベルが低すぎるのです。
なぜ、当たり前のことができないのでしょうか?
その理由は2つ。
一つは当たり前のことを知らないから。この場合、対策はカンタンです。当たり前を学べばいいです。
それと比べるともう一つの方は厄介です。それは知っているのにやらないと言うことです。当たり前のことをやらないのは誰ですか?
言うまでもないですよね。
まずは、あなたのチームを当たり前のことが100%実行できるチームにしましょう。
たとえば、あなたのお店、新商品はスグに陳列されていますか? 1日2日、バックヤードに放置されているなんてことはありませんか? そんなときあなたはどうしていますか?
「うちの連中は『新商品が入ったらスグに出す』という基本も知らない」と愚痴を言います? 「どうして新商品を出さないんだ!」と叱りつけます?
そんなムダなことは止めましょう。なぜなら、悪いのは彼らではないからです。
新商品がスグに陳列されない理由はカンタンです。店長やマネージャーが「新商品を出せ」と指示していないからです。
今時の売場は人手が足りないのが当たり前です。いつもの仕事をするだけでも忙しいのです。
その上で新商品を出すと言うことは?
さらに仕事が増えると言うことです。
仕事の量が増えても給料は変わりません。言われなければやらないのは当然と言えるでしょう。
つまり、あなたの指示を100%実行できるチームにする方法は単純です。
誰が、いつまでにやるか、を指示してあげればいいのです。
「今日新商品が入る、陳列するように」ではなく「今日新商品が入る。小宮さん、入ったらスグに陳列して」と指示するのです。
ただし、小宮さんには今日やらなければならない仕事があるかもしれません。「小宮さん、今日やらなければならない仕事はありますか?」と聞きます。仕事の内容を聞いて、その仕事をどうするか、あなたが決めます。
優先順位が低ければ「今日はやらなくていい」、優先順位が高ければ「鈴木さん、小宮さんの仕事を変わって」と指示します。
これで小宮さんはできない理由がなくなります。
他にできない理由があるとすれば、「仕事のやり方がわからない」か、「仕事をやる意味がわからない」か、そもそも「あなたの指示に従うつもりがない」かのどれかです。
「あなたの指示に従うつもりがない」ヤツはどうにもできません。お願いしてでも辞めてもらいましょう。他の2つなら教えてあげればいいです。
コレであなたの指示は100%実行されるでしょう。
コメント