意外と知らない人が多いようなので…。
おはようございます、パワー店長養成講座の小宮秀一です。
売上を上げたいなら売れる商品をもっと売ることです。
「売れる商品をもっと売る」ためにはいろいろな方法があります。
いろいろ方法がある中でも、比較的カンタンなのが、商品を売場の目立つ場所に配置することです。
売場の目立つ場所ってどこだと思います?
店頭、入口、エンドといろいろ場所は思い浮かぶと思います。
では、なぜ、入口は目立つのでしょうか?
なぜ、エンドは目立つのでしょうか?
あなたは答えられますか?
答えられたあなたは売場レイアウトをわかっています。
答えられなかったあなたは今学んで下さい。
売場の目立つ場所は2つあります。
どのような売場レイアウトでも存在する目立つ場所と、売場レイアウトによって作ることができる目立つ場所の2つです。
どのような売場レイアウトでも存在する目立つ場所とはお客様の通行量の多い場所です。
・店頭・・・店頭には店内より多くの人が通行しています。
・入口・・・来店するお客は必ず入口を通ります。
・レジ・・・買物をするお客は必ずレジを通ります。
一方、売場レイアウトで作ることができる目立つ場所は次の2つの条件を満たす場所です。
1.正面や進行方向など、自然にお客の視線が行く場所
2.90~120センチの幅で、独立した場所
このような場所をホットスペースと言います。
この2つを満たすもっとも典型的なホットスペースがエンドです。
ちなみにエンドとは次の図のグレーで塗りつぶした場所のことです。
エンドはお客の正面や進行方向にあります。自然にお客の視線が行く場所です。
また、幅90~120センチは何が置いてあるか一目で把握できるサイズです。
その上、エンドの両側は通路で他に視線を奪われるモノもありません。
エンドは目立つ要素で満たされているわけです。
売りたい商品はエンドに配置するのが最初のステップです。
エンドが多ければ多いほど売り込める商品が増えます。
売り込める商品が増えると言うことは売上が上がる可能性が高くなると言うことです。
売場レイアウトを行なうときはホットスペースを増やすことを考えて下さい。
売場レイアウトとはホットスペースを最大化することなのです。
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