取り敢えず囲めば目立つと言うことです。
商品を目立たせる陳列法はいろいろありますがフレーム陳列もその一つです。
フレーム陳列とは商品や売場の一部を枠で囲んで目立たせる陳列方法です。
図は、PC用ディスプレイをフレームを使って陳列した例です。
フレーム陳列のやり方はカンタンです。
目立たせたい商品や売場の一部を枠で囲むだけです。
フレーム陳列のポイントは2つあります。
一つはどのような枠にするかです。
図の例のような黒い枠はお葬式を連想させますので売場では使えないです。
枠の色は黄、赤、白から選ぶのが無難です。
この3色はよく目立ち、遠くからでも目に入るからです。
枠をPOPとして使うのもありです。
特売品を目立たせるために「SALE」と書かれたPOPを貼り合わせて枠を作ってもいいでしょう。
あるいは商品のプライスカードを貼り合わせて枠を作るのもいいでしょう。
造花をあしらって枠を立体化してもいいでしょう。
フレーム陳列のポイント、もう一つはフレームの中に見える景色に気を使うことです。
フレーム陳列は枠の中にあるすべてのモノを目立たせます。
たとえば、汚れた商品も、乱れた陳列も、棚がスカスカなのも目立たせてしまいます。
そんなモノを目立たせても店の評判を落とすだけです。
フレームの中で何を見せたいのか?
安さなのか、価格以上の価値なのか、それによってフレームの中の景色も変わるはずです。
画家がキャンバスの細部にまでこだわるように、私たちもフレームの中の見え方にこだわりたいですね。
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