おはようございます、小宮です。
このサイトを「八百屋 商品配置」と言う言葉で検索している人を何人か見つけました。
残念ながら、そのテーマの記事はないのでココに書いておきます。
店頭と主通路沿いに主力商品を配置し、その周りに関連商品を配置し、主通路の突き当たりにマグネット商品を配置するのはどんな店も同じです。
八百屋の商品配置のポイントはカラーコントロールです。
なぜなら、八百屋で扱っている商品には様々な色があるからです。
色は人の心理に影響を与えます。色は組み合わせによって生きたり死んだりします。
私は米国礼賛者ではありませんが、米国の無名スーパーの青果売場は生き生きとした印象を受けました。
使っている什器も、置いている商品も日本で見かけるのと大差ありません。
それなのに、日本よりカラフルに見えると言うことは、従業員にカラーコントロールを教えているのでしょうね。
カラーコントロールは勘や経験では得られるものではなく知識なのです。知識さえあれば誰でもできることなのです。
カラーコントロールにはいろいろな要素がありますが、最低限次の3つに注意して下さい
暖色と寒色を混ぜない
暖色と寒色を混ぜるとまとまりがなく、ゴチャゴチャした印象を与えてします。
黄、赤、白は目立つ色
お客様の目を引きたい場所にはこの色の商品を陳列する。ただし、この3色は混ぜない方がいい。
単一色でまとめる
「補色や反対色をアクセントとして使うと効果的」と専門書には書いてあるが、組み合わせが難しいのでお勧めしない。それよりは同じ傾向の色でまとめた方が失敗しない。
この3つに注意するだけで生き生きとした売場を作ることができるでしょう。
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