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広くてまっすぐな通路がダメな理由

以前参加したセミナーで「売場には広くてまっすぐな通路が必要と言うのはウソ。中小の店がそんなレイアウトにしたら売れなくなる」と言う、自称現場叩き上げのコンサルタントがいました。

おはようございます、店長養成講座の小宮秀一です。

彼によると、広くてまっすぐな通路にすると、お客様が目的の売場に行きやすくなり、必要なモノしか買わなくなって売上が落ちると言うことです。

だから、「通路幅を狭くして、曲がりくねった通路にしなさい」と主張していました。

この人は先人へのリスペクトが足りなすぎですわ。

このコンサルタントは売場レイアウトの基本をわかってないです。

中小型店で広くてまっすぐな通路が失敗するのは通路のせいではありません。

ホットスペースが減ってしまうからです。

このように人と違うことを言うと注目を集めることができます。私もたまに使います。彼もその手を使ったのかと思ったら違いました。

どうやら本気で思っているようです。

売場レイアウトの基本

売場レイアウトの基本は、売場の奥までまっすぐ続く広い通路を1本作ることです。

なぜ、そんな通路を作るのだと思います?

店内をくまなく歩いてもらいたいからです。くまなく歩いてもらえば目にする商品が増え、買ってもらえる可能性が高くなるからです。

くまなく歩いてもらうのにもっとも高いハードルが売場の奥です。売場の奥まで足を運んでもらうために先人たちが到達した結論が、売場の奥まで続く、広くてまっすぐな通路を1本作ることなのです。

ホットスペース

売場面積の小さい店はうまくレイアウトしないとホットスペースが減ってしまいます。ホットスペースは売れる場所のことです。

ホットスペースが減ったら売上が減るのは当然です。

人がそこをホットスペースとして認識するには2つの条件があります。

  1. 正面や進行方向など、自然に目線が行く場所
  2. 90~120センチの独立したスペースであること

次のレイアウトはホットスペースが減ってしまう例です。ぶっちゃけ、よく見かけます。

small shop layout

ホットスペースはグレーで塗りつぶした9カ所です。

9カ所中7カ所が売場の奥で、もっとも通行量が多い入口近くには2カ所しかありません。

売上はお客様の数に比例します。つまり、特売や売り込みたい商品が展開できる場所、大きな売上を作れる場所がたった2カ所しかないと言うことです。

こんなレイアウトで売れると思う方がおかしいじゃないですか?!

売場レイアウトを本だけで覚えるとこうなりがちですね。

売場レイアウトの目的

売場レイアウトの目的は、通路を作ることではありません。ホットスペースを多く作ることです。カッコ付けて言うと「売場レイアウトとはホットスペースを最大化すること」です。

通路を作るのはホットスペースを多く作るための手段の一つです。目的と手段をごっちゃにしないように注意しましょう。

「もっとお客様がほしい」店長さんへ

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