おはようございます、小宮です。
「いろいろやったんだけど売れません」と言う人は多いです。
そう言う人に「どんなことをやったんですか?」と聞くと「レイアウトを変えてみた」、「売場を変えてみた」、「陳列を変えてみた」と売場をいじっているだけという人が本当に多いです。
売場をいじるだけで売れるなら誰も苦労しませんわ!
店で何かをやろうとする時、売場をいじるのが一番楽です。
でもそれって楽なことに逃げているだけでは?
どうしてそんなことが言えるのか?
それは、私自身が逃げていたからです。
私は数え切れないほど売場をいじってきました。
大規模なレイアウト変更で7回、小規模なのを入れるとたぶん30回は越えているはずです。
しかし、売場を変えて売れたことはたった1回しかありません。
それなのになぜしつこく売場を変え続けたのだと思います?
売場を変えるのは楽だからです。
売場を変えるのは売上を上げるため?
本来はそうですが、現実は違います。
売場変更には「入店率を上げる」とか、「回遊率を上げる」とか、「立寄り率を増やす」とか、売上以外の様々な言い訳が用意できます。
売上で結果が出なくても「流れが良くなった」とか、「入店して頂けるお客様が増えました」と取り繕うことができるわけです。
ところが、「売れる商品をもっと売る」場合、結果は売れたか売れないかだけです。
他に言い訳はできません。
売上という結果と真っ正面から向き合うわけです。
あなたは売上を上げるために売場作りをしていますか?
もしそうならばそのまま続けて下さい。
もし、売上から逃げるために売場作りをしているなら?
売上という結果と真っ正面から向き合って下さい。
それがあなたの財産になることを私が保証します。
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