おはようございます、小宮です。
「どうしてパソコンとプリンタを一緒に陳列しないのか?」とはVMDコンサルタントからよく聞くセリフです。
私がいた店に入ったVMD系のコンサルタントは4人全員が同じことを言っていました。
ついさっき書店で立ち読みしたVMDコンサルタントの本にも書いてありました。
「商品は他の商品と一緒に使われる。どうして組み合わせで見せないのか?」
あなたはどうしてだと思います?
電気屋ってVMDも知らないアホなのでしょうか?
さすがにそんなことはありません。
99%の電気屋はアイテム別に陳列しています。
パソコンはパソコン売場、プリンタはプリンタ売場と言った具合に。
一方、「商品を組み合わせで見せる」とはどういう陳列でしょうか?
たとえば、スタイリッシュなパソコンMacbookAirなら、スタイリッシュなプリンタ、マウス、マウスパッド、入門書、手帳、ボールペン、iPhoneを一緒に陳列すると言うことです。
一般的にはコーディネート陳列、パソコン屋ではソリューション別陳列と言います。
VMDは伊勢丹の成功以降ブームになりました。
猫も杓子もVMDに走る中、時代に取り残されたかのようにVMDを拒んでいたのが家電量販店です。
なぜ電気屋は陳列を変えないのでしょうか?
理由はカンタン、アイテム別陳列の方が売れるからです。
売れる陳列が残って、売れない陳列が消えただけです。
だからと言って、ソリューション別陳列がダメなわけではありません。
ただ、電気屋の売場作りの狙いと合わなかったのです。
どう言うことか?
知りたい人は9月9日のメールマガジンを読んで下さい。
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