おはようございます、小宮です。
あなたのお店にはディスプレイのできる従業員はいませんか?
自分でいろいろ小物を買ってきて飾り付けするような。
きれいに飾るだけでなく、集客や売上も伴うような。
もしいるなら重用して下さい。
2007年、私はある洋品店の店長を6ヶ月勤めたことがあります。
オーナーさんから「必要なのは理屈じゃなくて、結果の出せる店長だ」と言われたので「では、私が」と承りました。
売れるモノを探していたとき、Tシャツ売場のディスプレイが目に止まりました。
あ、ちょっとウソを付きました。「数字がよかったから売場を見た」と言うのが本当です。
無味乾燥で平凡な陳列ばかりが目に付く店内で浮くほどおしゃれな陳列でした。まるで表参道の雑貨屋のような陳列でした。
と偉そうに言っていますが、数字を見てなかったら気づかなかったかもしれません。
彼女がオーナーさんに「ああしたい、こうしたい」としつこく言ったら「好きにやれ」と根負けしたそうです。だから浮いていたんです。
私は早くも初日で「売れるモノ」を見つけました。彼女です。
きれいなディスプレイができるヤツはいくらでもいます。
しかし、集客や売上が伴うディスプレイができる人は中々いないです。
彼女はそんな才能を持つ一人だったのです。
才能の持ち主が気の毒なのは、見る目のある人に出会えないことです。
世の中、才能のある人はたくさんいても、見る目のある人は少ないんですね。
私の目も相当節穴ですが、このオーナーと同じで、従業員に仕事を任せることくらいはできました。
あなたの目は節穴ではありませんか?
もし私と同じように節穴なら、従業員に仕事を任せてみて下さい。
あなたの従業員から才能が見つかるかもしれないです。
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