おはようございます、小宮です。
時期的に新人がお店に入ってくる頃ですね。
あなたのお店の新人教育は教育係が行なうスタイルですか?
それなら一つだけ教育係のために注意してほしいことがあります。
それは「聞いてない」は話半分に聞いておきましょうと言うことです。
あなたは新人に対してこんな経験はありませんか?
- 覚えておくべきコトをわかってない
- 仕事の手順が決められたモノと違う
- 店のルールを知らない
まあ、ぶっちゃけ、よくあることです。
そんなときあなたはどうしていますか?
いきなり教育係を呼んで説教してはいけません。
まずは新人に質問しましょう。
「○○のこと聞いてない?」
すると99%「聞いてません」と答えが返ってきます。
ココで教育係を呼びます。
しかし、まだ説教は早いです。
教育係にも質問しましょう。
「○○のこと、新人に言ってないの?聞いてないって言ってるけど」
これに対しても「いいえ、教えました」と答えが返ってくると相場が決まってます。
水掛け論ですね。
でもこの答えは単純です。
99%、教育係の方が正しいです。
人間、教えられる側より教える側の方がよく覚えているモノなんです。
教えてもらったのに新人が忘れているんです。
コレ、今のあなたが一番わかっているのでは?
だから教育係には次のように指導しましょう。
「△△さんは教えたんでしょう。教える方は何を教えたか覚えていますからね。でも、新人ができないのは教えたことにならないんです。言って終わりにしないで下さい。できるまで見届けて下さい。それが人に教えると言うことです」
人に教えるスキルは一生モノのスキルです。
教育係に「会社のために教えるのではなく、自分のために教えなさい」と最初に言うのを忘れずに。
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