財務屋の皆さんはよく「死に筋を減らせ」と言いますよね。
しかし、現場はコレを真に受けてはいけません。
死に筋を減らしてはいけないです。なぜなら死に筋を減らしても売上は上がらないからです。
財務屋が「死に筋を減らせ」と言うのは主に財務的な理由です。
では売場にとって死に筋が多いことのデメリットは?
売れ筋を置くスペースが減るコトです。
あなたの店ではこんなことはありませんか?
「売れ筋がスグになくなってしまって補充や発注が間に合わない」
ぶっちゃけ、どこのお店でもよく見かける光景です。
こうなる理由は単純です。
置く場所がないんです。
なぜ、置く場所がないのか?
売れ行きの悪い商品が陳列台やバックヤードのスペースを占めているからです。
と言うことは?
私たちがやるべきコトは死に筋を減らすことではありません。
売れ筋の在庫を増やし、陳列を増やすことです。
そうすると棚から溢れる商品が出てきます。
棚から溢れた商品は思い切って在庫を減らすか、売り切って処分すればいいのです。
死に筋を減らすのではなく、売れ筋を増やしましょう。
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