おはようございます、パワー店長養成講座の小宮秀一です。
店長であれば会議に参加する機会は多いと思います。
そんな会議には大きく分けて3つのタイプがあります。
- お偉方の話をただひたすら聞くだけの会議
- 何かを報告して、それに対するダメ出しを受ける会議
- 何かを決定する会議
1と2に関しては何も言うことはありません。「なんとか乗り切ってください」としか言えないです。
今日取り上げたいのは3の会議です。何かを決定する場で、自分の意見を通す方法を伝授します。
目次
賛成はカンタン、反対は困難
それは「賛成はカンタン、反対は困難」と言う鉄則です。
何かに反対するにはものすごいエネルギーが必要です。
提案する人は事前に入念な準備をしています。根回しは当然として、反対意見への対処も用意しています。
それどころか、反対意見を封じ込める奥の手もあります。それがコレ。
- 私たちは変わらなければならない
- 変わろうとしないヤツは悪
- 反対するのは変わりたくないヤツ
これは厄介です。「変わりたくないヤツ」と言うレッテルを張られると説得力がそがれてしまいます。「いろいろ言うけど、本音は変わりたくないだけなんでしょ?」と痛くもない腹を探られてしまいます。
それで、流れに左右される人たちの支持を失い、失敗するわけです。
だから、会議で自分の意見を通したかったら、反対するのではなく、賛成してもらうようにしてください。コレ、ものすごく重要です。
賛成を3人確保する
その上で、あなたの意見に賛成してくれる人を3人確保します。何十人、何百人が参加する会議でも3人いれば大丈夫です。
この3人には続けて賛成意見を述べてもらいます。賛成意見が3人も続くと「みんな同じ意見?」と言う「空気」が流れます。「空気」に左右される大多数の人たちはコレで賛成に回ってくれます。
あなたは「全会一致」で決まったはずなのに「実は反対だった」ってことありませんか?
それって、一部の賛成派が「空気」を作ってしまったからなんです。
「賛成はカンタン、反対は困難」なのです。
あなたの意見を通したい時に使ってみてください。
コメント