おはようございます、小宮です。
ちょっと前に「POPを付ければ売れる」と書きました。
それに対し、「POPに何を書けばいいのかわからない」という質問が数件ありました。
お答えします。
POPには何を書けばいいのでしょうか?
「商品を見ただけではわからないコトを書く」です。
「商品を売るな!○○を売れ!!」という言葉はあなたも聞いたことがあると思います。
バリエーションはいろいろあります。
- 「商品を売るな!問題解決を売れ!!」
- 「商品を売るな!未来を売れ!」
- 「商品を売るな!便益を売れ!!」
- 「商品を売るな!体験を売れ!!」
どの言葉も本質は同じです。
お客は商品を買っているのではありません。
商品を使うことで得られる○○を買っているのです。
たとえば、ワンピース。
形とか、素材とか、色とか、柄とかをPOPに書くのは意味がありません。
だって見ればわかるから。
POPに書くべきコトは、そのワンピースを着ることによってお客が得られる○○です。
実は、この○○こそ、私たちの腕の見せ所です。
おっと、それがわからないからここまで読んでいるんでしたね。
私がお勧めする、POPに書くと効果的な○○は「未来」です。
たとえば、ワンピースならこんな未来を見せるのはいかがでしょうか?
- 「友達との夏の京都旅行に」
- 「初めてのデートは清楚に」
- 「急な宅配便も、ちょっとコンビニも、大丈夫」
未来を見せるとは、商品を使っている状況を想像させると言うことです。
コレは商品を使っている状況を想像させて購買意欲を高めると言うセールステクニックの一つです。
状況が具体的であればあるほど購買意欲は高まります。
それでは今スグ、未来を見せるPOPを書いて貼ってみましょう。
POPの良し悪しはお客が教えてくれます。
反応が悪かったら何度でもやり直しましょう。
それができるのが売場の強みなんですから。
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