おはようございます、小宮です。
あなたのお店には話し好きのお客はいませんか?
年齢、性別は問わず、話し始めたら止まらないお客の一人や二人いるはずです。
そのようなお客とあなたはどう付き合っていますか?
何となく煙たがってはいませんか?
話し好きなお客との付き合い方にはコツがあります。
話し好きなお客は、店への好感度は高いです。
いくら話し好きでも、きらいな店で話し込みたいとは思わないはずです。
だから、適当にあしらったり、無視したりするのはちょっともったいないです。
ま、そうしたくなる気持ちもわからないではありませんが…。
好感度が高いのに、わざわざ下げるようなことをしなくてもいいと思います。
では、話し好きなお客とはどう付き合えばいいのでしょうか?
それは、「ちゃんと売り込んで上げる」と言うことです。
そもそもお客は話したいだけで店に来ているのでしょうか?
さすがにそこまで厚かましい人はいないでしょう。
「何か良いモノがあったら買いたい」と思ってきているはずです。
だから、売り込まない方が失礼なのです。
お客の話に付き合いながら、常に売り込めるチャンスを探すべきです。
たとえば昨日某家電量販店にて。
話し好きなおっさんが店員に熱く語っていました。
「ネットで選挙なんて年寄りは政治に口を出すなってことか?」
若い店員は「そうですねえ」と相槌を打ちながら話を聞いていました。
彼は絶好の売り込みのチャンスを逃してしまいた。
スマホなり、タブレットなりを売り込める絶好のチャンスだったのです。
「今はネットをカンタンに使えるものがありますよ。ご覧になりませんか?」
ネットにまったく興味がなければ「ネット選挙」なんて話は出てきません。
若い店員は売上を上げるチャンスを逃してしまったわけです。
ただ、こうしたことはその場の思いつきでは対応できません。
普段からの準備が必要です。
今が旬の話題に目を通し、その話題から紹介できる商品とセールストークを用意しておきましょう。
話し好きなお客には売って差し上げることが親切です。
コメント