おはようございます、小宮です。
売上アップに必要なのは量です。
「量では大型店にかなわないから質で」なんてのははっきり言って逃げです。
何だかんだ言っても「豊富な品揃え(量)」は、それだけでお客を惹きつけるのです。
もちろん、10坪の店が200坪の店と同じ量を揃えるのは不可能です。
しかし、分野を絞れば対抗できるのでは?
たとえば、大手家電量販店と街のカメラ屋さん。
デジタルカメラを大手家電量販店の数以上に揃えるのは難しいかもしれません。
しかし、一眼レフのデジタルカメラに分野を絞り込んだら?
大手家電量販店の数と同等、それ以上の品揃えはできるはずです。
それなのに、現実にやってしまうのは、いわゆる売れ筋だけに絞り込むことです。
この方がリスクが低いように感じるからです。
財務屋社長がやりがちな方法ですな。
しかし、このやり方は完全に間違っています。
なぜって?
お客の立場から考えればスグわかります。
売れ筋だけに絞り込んだ店にお客が行かなければならない理由は?
同じ商品は大手家電量販店にもあるわけです。
かと言って、専門店ならではの品揃えでもありません。
お客から見たら、「選べない、専門家でもない」店に行く理由はないんです。
一眼レフが大量に揃えてあったとしたら?
「一眼レフだったらあの店へ行こう」、「一眼レフ買うなら専門家の方がいいかな」と思うきっかけになります。
量が、来店するきっかけとなり、専門家だという証明になるわけです。
お客に専門家と認めてもらうには量を見せるのががもっとも手っ取り早い方法です。
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