おはようございます、パワー店長養成講座の小宮秀一です。
「今売れているのは何か?」
「これから売れるのは何か?」
あなたは毎日このように考えていませんか?
コレはものすごく難しいことです。
売れ筋を追いかけるより、自分が売りたいモノを売れ筋にできる技術があった方がいいと思いませんか?
売りたい商品を売る技術は、誰も知らない秘密のノウハウでもなければ、米国生まれの画期的なノウハウでもありません。
売りたい商品を売る技術とは次の3つを実践することです。
- 売りたい商品を絞り込む
- 売りたい商品のメリットを徹底して伝える
- 売りたい商品を売場で目立たせる
2と3についてはよく書いているので今回は1について書きます。
売りたい商品を売るには、何よりもまず、売りたい商品を絞り込むことです。
「様々なニーズがあるから」と言う理由であれもこれも売ろうとすると、結局何も売れなくなります。
「様々なニーズがあるから」とは、いわゆるロングテールの考え方ですが、私は疑わしいと思います。
ニーズは多様化していないと私は思います。
だって、「ニーズが多様化している」と同じ文脈で、「ニーズが二極化している」ってよく見聞きしませんか?
「ニーズが多様化している」のに「二極化」なんておかしいと思うのです。
アップルは30以上あった多様な製品ラインを4つに統合して倒産の瀬戸際から復活を遂げました。
もし、ニーズが多様化しているのが本当なら、製品ラインを減らしたら売上が落ちるはずですからね。
ニーズが多様化してないなら、どんな商品でもニーズに対応できると言うことです。だからこそ、売れ筋を作ることができるのです。
ニーズとは、見つけるモノではなく、私たちがお客に気づかせるモノなのです。
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