おはようございます、パワー店長養成講座の小宮秀一です。
あなたは、モノを売る人の成功法則KKDDHを知っていますか?
KKDやKKDHは聞いたトコがあると思いますが、KKDDHはたぶん知らない人の方が多いと思います。
なぜなら、KKDDHは私が作った造語だからです。
KKDDHの最初のKは、経験のKです。
ただし、経験を生かせるかどうかは自分次第です。
なぜなら、経験をムダにするのはカンタンだからです。
モノを売る人として成功するのに一番必要なのは経験です。
なぜなら、人は経験を積めば大抵のことはうまくできるようになるからです。
私は長いこと販売の現場の近くにいますが、3年以上やっていて売れなかった人を一人しか知りません。
彼は5年、ビデオ売場に立っていましたが、月の売上が100万円を超えるのがやっとでした。
さすがに人事担当の課長が「君はこの仕事に向いていないんじゃないか」と、退職を勧めました。
ちなみに、この売場で彼の次に売上の悪いのは月400万円です。彼が如何に売れなかったかがわかると思います。
なぜ彼は売れなかったのでしょうか?
たぶん、あなたの想像通りです。
彼は圧倒的に接客機会が不足していたのです。
彼の上長の話では、終礼で「今日の接客機会はゼロ」と報告するのが当たり前のことだったそうです。
接客機会がゼロでは売れるわけがありません。
では、どうして接客機会がゼロだったのか?
上長や先輩が教えてくれたアプローチの技術を使おうとしなかったからです。「そういうやり方はお客様が嫌がるから」と言って。
「嫌がるも何も、売れないヤツが何様のつもりだ!」と、自分たちのやり方を素人に否定されたベテランたちは怒りました。
彼は、「お客様が嫌がらないアプローチ」で売上を上げることはできず、かと言って、怒らせた先輩に頭を下げることもせず、5年という歳月をムダに過ごしました。
経験にムダな経験などないと思いますが、それも何かしらの経験があってこその話です。
何の経験も積めずに時間を過ごすことはムダだと思います。
あなたの部下には経験をムダにさせないでくださいね。
KKDDHとは、経験、勘、度胸、データ、ハッタリの頭文字です。
この5つがモノを売る人の成功法則というわけです。
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