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安売りでは大手に勝てないわけではない

おはようございます、店長養成講座の小宮秀一です。

行きつけの書店で「脱・安売り」というコーナーを見つけました。そこには10冊ほどの本が平積みされていました。

ざっと目を通したところ、どの本も同じコトを書いてあるのがものすごく気になりました。

それは「安売りでは大手に勝てない」ってヤツです。

そこに並んでいた本は「安くするのではなく、価値で売れ」と言うモノです。私も何度も書いていることです。

今日書きたいのはそれではありません。

「安売りでは大手に勝てない」のはウソだと言うことです。

なぜなら、今安売りしている店は、大きくなってから安売りを始めたわけではないからです。

たとえば、ヤマダ電機は大きくなってから安売りを始めたのでしょうか?

違います。

ヤマダ電機は北関東の小さな電気屋だった頃から安売りしていたんです。

それとも、ヤマダ電機が商売を始めた頃、家電量販店で大きな会社はなかったのでしょうか?

違います。当時のヤマダ電機より大きな会社はたくさんありました。

つまり、ヤマダ電機は、大きくなったから安売りを始めたのでありません。安売りで大きくなったのです。

ビックカメラも、ヨドバシカメラも、駅前の小さなカメラ屋だった頃から安売りしていたんです。

それなのに、なぜ「安売りでは大手に勝てない」などとウソを言うのでしょうか?

カンタンです。安売りは難しいからです。

安く売ること自体はカンタンです。値札を書き換えればいいんですから。でも、そんな安易なやり方ではスグに倒産してしまいます。私はそのような店をたくさん見てきました。

安く売って儲けるには、ローコストオペレーションのシステムと、商品を売り切る販売力の二本柱が必要です。

はっきり言うと、安売りにはものすごく高度なマネージメントが必要なのです。下手くそなマネージメントが安売りしたら破綻するに決まっています。

それと比べたら、高く売る方がずっとカンタンです。

だから安売りを勧めるコンサルタントはいないのだと思います。

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