おはようございます、パワー店長養成講座の小宮秀一です。
「商品を売りたいなら自分を売れ」と言います。
確かにその通りです。どの企業も似たような商品を売っている中、違いを出せるのは売っている人か、価格か、売り方しかありません。
この3つの中で、もっともカンタンな違いの出し方が「売っている人」です。
目次
商品を売りたいなら自分ではなく恩を売れ
価格を下げるのもカンタンではあります。しかし、利益がなければ商売を続けることができません。
よく「安売りはバカでもできる」と言いますが間違いです。バカでもできるのは値札を書き換えることだけです。安く売って利益を出すには、高度なマネージメントが必要です。つまり、正しくは「安売りはバカではできない」と言うことです。
まして、売り方を変えるのは、カンタンではないし、手間も時間も掛かります。
まあ、だから「商品を売りたいなら自分を売れ」と言われるのでしょう。
でも、これって精神論っぽくないですか? だって、自分の何を売ればいいのかわかります?
私にはわからないです。
商品を売りたいなら恩を売れ
私だったら、そんな精神論じゃなく、「商品を売りたいなら恩を売れ」と言いたいです。この方が使えます。
たとえば、コンビニやスーパーでお弁当を買うと「お箸、お付けしますか?」と聞かれます。細かいですが、これ、セールス技術としては「なし」です。
ココでは「お箸をお付けしましょうか?」と言うべきです。この方が恩を売れます。
「○○しますか?」という言葉は、「○○しましょうか?」と言い換えましょう。そうすれば、お客は自分が気付かないうちに恩を感じてしまいます。恩を感じさせることができたら、成約に三歩近づきます。
では、あなたは、お客様に恩を売るために何をしますか?
コメント