あなたの店では不良在庫の処分はどうしてますか?
「値下げして処分品コーナーで売る」ですか?
まあ、それで十分なのかもしれませんが、こんなやり方もあるというのを紹介します。
しっかりした店だと、商品が死に筋判定されると、すぐに値下げされ、処分品コーナー行きです。
もっとしっかりした店では、3日間の売れ行きが計画を下回った段階で値下げされます。このような店では不良在庫は発生しません。不良在庫がなければ営業利益を改善できるでしょう。
あなたの店の処分品コーナーは売場のどこにありますか?
処分品コーナーは売場の目立たない場所に配置するのが普通です。目立つ場所に置いたら品揃えのイメージが悪くなるからです。
そのため、処分するのに時間がかかっていませんか?
不良在庫を処分するのには他にもこんな方法があります。
オマケにする
ある金額以上を買った人にオマケで付けるのはいかがでしょう。
何でもかんでも付けないのがポイントです。こうすることでオマケの価値を上げるのです。
処分品コーナーで買ったお客様が、スタッフに感謝することはありません。
しかし、オマケをもらったお客様は「ありがとう」と言ってくれます。スタッフの精神安定にも役立ちます。
2.目玉商品にする
値引きした商品は集客の目玉として使うのはいかがでしょう。
正直、値引きした商品を処分品コーナーに置いておくだけなんてもったいないと私は思います。
利益を削るなら、その分他のメリットを得ることを狙いましょう。テレビを1円で売る代わりに、ポイントカード会員を1000人獲得する電気屋のように。
チラシに載せるとか、店内で告知するとか、あるいはお得意様だけにこっそりお知らせるとか、使い道はいろいろあると思います。
なお、目玉商品にする場合は、商品のパッケージをよく磨くなどして、見た目の価値も上げておきましょう。不良在庫は、99%見た目がへたっていますので。
3.不良在庫をまとめる
不良在庫をいくつかまとめて、きれいなパッケージにして売るのはいかがでしょう。
「きれいなパッケージ」と言うのは立派な付加価値になるんです。
同じ商品があったらそれを一緒にするのでもいいし、なければ違う商品を組み合わせでもいいです。
「きれいなパッケージ」については、男性は苦手な人が多いので、あなたが男性なら女性スタッフに相談するのがいいでしょう。
コメント