おはようございます、小宮です。
商品の中には言葉で説明するより、実際に体験してもらった方がわかりやすいものが多いです。
お客が商品を体験できる陳列をサンプル陳列と言いますが、サンプル陳列には一つ致命的な問題があります。
それはサンプルが劣化することです。サンプルが劣化すると商品の価値も下がってしまうのです。
実際に、サンプル陳列をNGとしている店はコレを理由にしています。
たとえば、食品の試食。
多くの人が食い散らかした後をあなたはきれいだと思いますか?
まあ、100人中99人はきれいに見えないと答えます。
あなたは、きれいに見えない商品に魅力を感じるでしょうか?
これは、サンプル陳列が価値を落としてしまう典型的な例です。
サンプル陳列を行う心意気はいいんです。多くの店がケチってやらないのと比べたら、はるかにお客のことを考えています。
だけど、サンプルの劣化で商品の価値を落としてしまったら、せっかくのチャレンジが水の泡です。
この問題の解決はカンタンです。
見せるサンプルと、体験させるサンプルの二つを用意すればいいんです。
たとえば、試食の場合なら、美しく盛り付けたサンプルと、実際に試食してもらうサンプルの二つを用意するのです。
見せるサンプルは透明なプラスティックケースに入れて触れらないようにしてPOPを付けます。
実際に試食してもらうサンプルは見せるサンプルの近くに置くか、担当者が手に持っておくかします。
体験するサンプルより、見せるサンプルが目立つようにするわけです。
サンプル陳列で売上を上げたいなら、ぜひ、試してみてください。
コメント