おはようございます、小宮です。
店の売上は売場から生まれます。それは、百も承知、釈迦に説法でしょう。
しかし、「さあ、売るぞ」と言うそのとき、売場の準備はできているでしょうか?
売れる時間に合わせたオペレーション
どんな店にも売れる時間、売れない時間があります。まあ、いつでも売れるのが理想ですがそう甘くはありません。
あなたの店は売れる時間に合わせたオペレーションが行われているでしょうか?
売れる時間はコレをやり、売れない時間はコレをやるという具合に仕事は整理されているでしょうか?
以下は、某中堅スーパーでよく見かける光景です。
この店は午前11時から12時半にかけて最初のピークがあります。私はこの時間帯によく行くので知っています。
私が店長なら、この時間帯は全従業員を売りに専念させます。
すべてのレジを稼働させ、接客、実演など、売上につながる人間はもちろん、警備員や買い物カゴやカートを整理する人といった売場を補助する人もすべて投入します。
コレが普通かと思うんですがこの店は違います。
動いているレジが12台中2台
12台レジがあるのに、この時間に動かしているレジがいつも2台だけ。
「人が足りないのか?」と思って売場を見ると、発注作業をしているのや、品出しをしているのやら、頭数はいるんですね。
たぶん、発注の締め切りとか、レジは専任だとか、いろいろ事情はあるのでしょうが、経営資源の無駄遣いじゃないですかね?
売るためにオペレーションするのが本来の姿です。売りの邪魔になっているなら、そっちの方を変更すべきじゃないでしょうか。
売る以上に大切なことが店にあるんですか?!ってことです。
売る以上に大切なことはない
あなたの店は大丈夫ですか?
売れる時間にしっかり売りに専念できる体制になっていますか?
発注も、陳列も、前出しも、品出しも、売るための準備は売れない時間に済ませましょう。そのようにスケジュール化して指導しましょう。
そして、売るときはすべての経営資源を売場に投入しましょう。
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