おはようございます、小宮です。
買い溜めの反動や自粛ムードで売上が厳しくなっているという声を聞きます。
このように不可抗力で売上が落ちるとき、あなたはどうしますか?
「このご時世じゃ売れない」とあきらめますか? 「売れないときには売れない」と開き直りますか?
実は、非常時にどう対処するかは、あとの売上に響きます。
決してあきらめたり、開き直ったりしないでください。
やっても売れないかもしれませんが、お客を集め、売上を上げるためにセールやイベントをやってください。
この時期でもあなたの商品を必要とする人、あるいは、この時期だからこそ必要とする人が、必ずいるからです。
昨年、タバコが値上げされましたが売り手の多くは「みんな買い溜めするからしばらく売れない」と言っていました。
しかし、2010年10月1日にもタバコを買いに来た人はいました。私の見聞きした範囲だけかもしれませんが、10月1日に一つもたばこが売れなかった店はないんじゃないでしょうか?
「みんな買い溜めするからしばらく売れない」とは売り手の思い込みなんですね。
それに、こういう時期に買うお客はヘビーユーザー、パワーユーザー、マニア、オタク、廃人と言った店にとってはありがたいお客が多いんです。
お客があきらめてないのに店があきらめちゃいけませんよね。
私が最初に店長をやった店は2年目に苦戦しましたが、そもそも売上が落ちたきっかけは消費税の値上げでした。
私は4月の売上をはじめからあきらめてしまいました。会社が企画した消費税還元セールも真面目に取り組みませんでした。
なぜなら「駆け込み需要があったからしばらく売れない」と、無駄な努力と思ったからです。
あきらめた結果は数字に出ました。19店舗中もっとも前年比を落とした店になってしまったのです。
あなたは私のような失敗を犯さないでください。
どんな時でもお客はいるのです。どんな時でも私たちはお客の期待に応えなければならないのです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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