■カンタンに売場をきれいに見せるテクニック
おはようございます、小宮です。
4Sは店作り、売場作りの基本です。4Sとは、整理、整頓、清潔、清掃のことです。
しかし、あなたの店では毎日、売場の隅々まで4Sは行き届いているでしょうか?
もちろん、本来は(建前は)そうであるべきなんですが、そんな余裕はないのではありませんか?
ただでさえ少ない人員の上、暇な時間帯にはさらに人を減らすので、メンテナンスに割ける余裕がないのが現実ではないでしょうか?
そんなときは全部をやろうとするのではなく、優先順位を決めて重点的に取り組むことです。
とりあえず、ここをきれいにしておけば全体の印象もよくなるという、カンタンに売場をきれいに見せるテクニックを紹介します。
お客の目線は目の高さより下の方を見る傾向があります。したがって、下の方をきれいにしておけば全体もきれいな印象を与えることができます。
具体的には次の2つに注意しましょう。
1.床
床の汚れはすぐに目に入るので清掃は毎日行いましょう。
毎日の清掃は、掃除機、モップ、業務用クイックルワイパーを使えばいいでしょう。
また、定期的にポリッシャーを使った清掃を行いましょう。汚れ具合にもよりますが1ヶ月に1度は行った方がいいでしょう。
ちなみに、ポリッシャーとはこんなヤツです。
多店舗展開の会社なら本部で持っているはずです。問い合わせてみてください
もし、なければ業者に床清掃を頼むか機材を買いましょう。今なら機材を買った方が安上がりだと思います。
いずれにせよ金はかかりますが、やらないで済まされるものではありません。
2.陳列台の最下段
陳列台の最下段が乱雑だと売場全体が乱れている印象を与えます。
最下段は商品を取りにくい場所です。お客が手に取った商品を戻す時にどうしても雑に戻しがちです。
したがって、最下段はストックスペースにしてお客に見せないようにするか、売場として使うなら整然と陳列するかのいずれかに徹底しましょう。
売場として活用する場合は、メンテナンスの優先順位を最下段の整理整頓に割り当ててください。
他はやらなくてもいいので、最下段だけは陳列直しを行うようにしましょう。
ちなみに、「何も置かない」と言う方法もあります。これがもっとも手間がかかりませんが、品薄感丸出しでデメリットの方が多いため選択肢から外しました。
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