おはようございます、パワー店長養成講座の小宮秀一です。
店長と言う仕事は普通の神経ではやってられません。
もの言わぬ数字のプレッシャー、上司のプレッシャー、部下の突き上げ、お客からの理不尽なクレーム、それに見合わぬ安い給料、少ない休み、法律などクソ食らえの長時間労働。
家族を持っていたら家族からのプレッシャーもあるでしょう。
ストレスで体を壊して辞めた店長も少なくありません。現実に、このメールの読者にも3人いました。
もっとも、3人と言うのは私に伝えてくれた人だけです。もしかしたら、私が知らないだけで、本当はもっとたくさんいるのかもしれませんね。
ストレスは、店長の仕事を続ける障害の一つです。
しかし、上司の気まぐれなどの障害と違って、ストレスは自分発信です。自分が何とかできるものです。
できれば上手くストレスをコントロールして、付き合いたいものです。
幸い、私はストレスで店長を辞めずに済みました。私の個人的な資質の可能性もありますが、先輩にアドバイスされたことなど、いくつか心がけていたことがあります。
そこで、小宮流のストレスをコントロールする方法を、ケース別に2つ紹介します。
最初は、売上のプレッシャーで追い込まれているとき。
「すぐ次の行動を起こす」
売上が悪い責任は店長にあるに決まっていますが、自分を責めていてはストレスがたまるばかりです。
そもそも自分を責めても何の解決にもなりません。
そんな暇があったら、問題点を見つけて次のアクションを起こしましょう。
次に、クレームでクソミソに怒られたとき。
「この場限りだ」と考えましょう
数あるストレス要因の中で、クレーム処理は一番ストレスが溜まります。
しかし、所詮この場限りなのです。この場だけ我慢すれば終わりなのです。
クソミソに怒られるなんて、ほとんどの大人は社会人になってからは経験しません。
そう考えると貴重な経験ですので少しは楽しんだらいいんです。
ストレスと向き合うときに重要なのは「解決できない問題はない」と知っておくことです。
「どうしよう」と悩むからストレスになるんです。「こうしてみよう」と行動すれば楽しい実験になります。
私みたいなバカでも、百発打てば一発くらいは答えにぶち当たるものです。
「解決できない問題はない」のです。ただし、あきらめなければ、ですが。
コメント