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万引きの損害はいくら?

万引き対策は万引き被害を私たちが正しく把握していることが重要です。

たとえば、あなたの店は万引きされたとき、売場責任者にペナルティを課しているでしょうか?

私がいた店は、万引き被害にあったら店長や売場責任者が始末書を提出することになっていました。

しかし、現場は万引きで始末書は処分として重すぎると感じていました。だから、万引きされても報告せず、もみ消してしまうことが多かったです。

報告がないのですから、当然、万引き被害がどのくらいか、会社は把握できずにいました。

ただ、他店で捕まった万引き犯が、うちの店でも万引きしたと、警察から聞かされることが頻繁に起こったこともあり、会社は、万引きされても処分の対象とはしなくなりました。

なぜなら、万引きと気づいて報告したら処分されるのに、気づかなければ処分されないのは明らかに不公平だからです。

その後、大量の万引き被害の報告が上がるようになりました。もっとも、気づいたものだけですが。特に、アキバの本店の万引き被害はハンパではありませんでした。

結果、プロを雇うことになりました。彼らは毎日万引き犯を捕まえました。ちなみに常駐した警備員は3人。

このアキバの本店、売場面積は1200坪で8階建て、いくら腕のいい万引きGメンでも、捕まえ切れない万引きはもっといたことでしょう。

なぜ、もっと多くの警備員を入れなかったのか、あなたは不思議に思いませんか?

カンタンな理由です。万引き被害があることは報告が上がるようになってわかったのですが、では、いくら被害が起こっているかまでは把握できなかったのです。

把握できない理由は、棚卸の精度が低すぎたからです。

当時、棚卸では億単位の差異が出ていました。普通では考えられない差異です。この会社、管理面がいい加減だったので、事務処理上のミスも大量にあったでしょうし、カウントミスもあったでしょう。

でも、それらの原因を追究することなく棚卸は終了してしまいました。万引き対策の「本当の第一歩」は、万引きを含めて盗難被害がどのくらいあるかを把握することです。

そのためには、万引きが起こったら報告させることです。報告させるためには、現場に責任を押し付けてはいけません。気づいて報告した人間だけが処分されるのは不公平ですからね。

そしてできれば、棚卸の精度を上げて、損害額を明らかにすることです。損害額がわからなければ、防犯対策へいくら投資すべきかもわかりませんからね。

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