要は売れりゃあいいんです!
おはようございます、パワー店長養成講座の小宮秀一です。
このサイトがどんな言葉で検索されているか、定期的に調べています。
今朝、調べていて気になったのが「店長 資質」と言う検索ワードです。
店長を選ぶ立場の人か、店長を目指す立場の人かはわかりませんが、店長にはどんな資質が必要なのかを知りたいのでしょう。
今回は私が考える店長に必要な資質を紹介しておきます。
必要なものを浮かび上がらせるには必要ないものを列挙していくのがカンタンです。
要らないものその1「会計の知識」
店長向けの講座でよくあるのがコレ。
「店長は店の経営者。だから会計の知識が必要」というのがそうした講座のうたい文句です。
しかし、店長に会計の知識など不要です。
店長に必要な会計の知識は損益計算書が読めれば十分です。
そのくらいなら高い講座を受講しなくても、経理の人に聞けばわかります。
要らないものその2「カリスマ性」
経営者ならともかく、店長にカリスマ性など不要です。
なぜなら、店の仕事に難しいことは一つもないからです。
つまり、カリスマが部下を叱咤激励して、やる気を出させる必要などないわけです。
店の仕事は、誰が、何を、いつまでにやるかを決めれば動かすことができます。
要らないものその3「人を見る目」
コレこそまったく不要です。
そもそもこの世の中、人を見る目のない、節穴だらけです。
才能のある人はたくさんいるのに、見る目のある人が少ないから生かせてないわけです。
私は他の連中が「使えない」といったヤツが使えるのを発見したことがあります。
「自分は人を見る目がある」と言いたいのではありません。
私はその10倍以上、使えないと切って捨てた人がいますし。
そもそも、私自身が「見る目のある人」から「使えないヤツ」と評価されていました。
ま、その人からしたら私は年商25億円程度の店しか作れない、「使えないヤツ」だったのかもしれませんが。
店長に必要な唯一の資質
店長に必要な唯一の資質は販売の知識です。
販売とは、モノを売ることです。
モノを売るためにはどうしたらいいのでしょうか?
- お客様に来店して頂く
- 商品を買って頂く
- 何度も繰り返し買って頂く
つまり、
- お客様に店に来て頂くにはどうしたらいいか?
- 商品を買って頂くにはどうしたらいいか?
- 何度も繰り返し買って頂くにはどうしたらいいか?
この3つを知らないと店長は務まらないです。
あなた自身がすべてをこなせなくてもいいです。
たとえば、総務部門出身の店長さんは接客して販売するなんてできないでしょう。
自分でできなくてもいいんです。
なぜなら「自分がお客様だったら」という視点で販売は語れるからです。
ただし、商品のことは勉強してください。
まったく商品に興味のないお客様はお客様とは言えないのでね。
コメント