目に見えるロスと目に見えないロスの違いですね。
おはようございます、パワー店長養成講座の小宮秀一です。
”コンビニ店員”さんから「最近、弁当の廃棄が増えています。減らすにはどうしたらいいでしょうか?」という質問を頂きました。
結論から言うと「廃棄を気にする必要はない」です。
なぜなら、廃棄を減らしても粗利は増えないからです。
コンビニの廃棄分は粗利から差っ引かれます。
つまり、「廃棄が減れば粗利が増える。だから廃棄を減らしたい」という計算なのでしょう。
でもコレ、完全に机上の空論です。
この理屈の大前提は売上が同じならば、です。
しかし、廃棄を減らしたら弁当を買えないお客様が増える可能性があります。
顧客満足度経営が流行った頃、欠品について次のように言われていました。
「欠品が三度続いたらお客様は店を変える」
廃棄は減った。でも、お客様も減ったとなったら目も当てられません。
赤字でも店を続けることはできます。
しかし、お客様がいないと店は潰れてしまいます。
廃棄よりもお客様が減る方が私は怖いのですが、”コンビニ店員”さんは?
廃棄を気にするのではなく、お客様を満足させることができたかを気にして下さい。
欠品がない=お客様を満足させたわけではありません。
あなたの店にない弁当のことはわからないのですから。
また、売れた、売れない、だけで判断してはいけません。
そこに売る意思があったかどうかで売上は変わるからです。
お客様を満足させていけば廃棄も減っていくでしょう。
ちなみに売る意思があったかどうかで売上が変わるとはこう言うことです。
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