おはようございます、パワー店長養成講座の小宮秀一です。
すいません、タイトルで煽ってしまいました。
タイトルは言葉を省いて過激にしただけです。
もちろん、POSデータを見るのが無意味なのではありません。
POSデータから、アレが売れる、コレは売れないなどと、何かを読み取ろうとすることが無意味なのです。
売上を左右するのは商品の力だけではありません。
売場のどこにどのように陳列されているか?、POPは?、価格は?、従業員がどのように取り組んでいるか?で売上は変わりますし、ライバル店の取り組みにも左右されます。
POSデータではこれらのことはまったくわからないわけです。
こんな少ない情報で何かを読み取るなんて不可能なのです。
では、POSデータを見る意味とは?
POSデータを見るのは、仮説を検証するため、計画をチェックするため、思い付きを現実にするためです。
たとえば、「リンゴの健康成分をアピールすればリンゴのまとめ買いが増えるのでは?」という仮説/計画/思い付きがあったとします。
売場でそのように提案して売ってみます。
で、どうだったか?
それを確かめるために見るのがPOSデータです。
売れたら仮説/計画/思い付きは正しかったと言うことです。その場合は続けて売り込みます。
売れなかったら間違っていたと言うことです。間違っていても気にする必要はありません。
また別の仮説/計画/思い付きを試してみればいいんです。
コレがPOSデータの唯一の使い道です。
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