おはようございます、パワー店長養成講座の小宮秀一です。
売上を作るには売れる商品をもっと売ることです。
では売れる商品とは?
何が売れるかわかったら誰も苦労しません。
それがわからないから商売は面白いわけで。
ただ、「売れた」結果ならデータを見ればわかります。
データで言うと、売れた商品とは売上構成比の高い商品のことです。
売上を上げたいなら売上構成比の高い商品を売ればいいわけです。
ただ、ココには危ない落とし穴があります。
所詮過去の話
売上構成比は、所詮、過去のデータの蓄積です。
過去の傾向が現在も、あるいは未来も、続いている保証はありません。
未来と言っても、私たちの場合は、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後くらいのモノですけど。
なぜならお客様は変わるから。
お客様が入れ替わることもあれば、お客様は同じでも、環境の変化で好みが変わることもあります。
変化について行けない店は市場から退場するしかないです。
変化について行くにはどうしたらいいのでしょうか?
二つ方法があります。
毎日POSデータをチェックする
一つは毎日POSデータを睨んで変化の兆しを見逃さないようにすることです。
この方法は毎日大量のPOSデータをチェックする必要があります。
兆しを見つけてもデータだけでは判断できません。
POSデータでわかるのは売れた事実だけですからね。
売場でどのように展開されているのか、お客様の声や動きはどうなのか、メディアでどのように取り上げられているのか、まで調べてやっと「兆し」とわかるわけです。
ぶっちゃけ、ものすごく面倒です。
あなたにそんな時間はありますか?
「ない!」って人が圧倒的多数でしょう。
一方、もう一つの方法はもっとカンタンです。
売れそうだと思う商品を加えておく
売上構成比を元にした売れる商品のリストに、あなたが売れそうだと思う商品を加えておくのです。
「売れる商品をもっと売る」ために100アイテムを選ぶ場合、売上構成比の高い商品を4割にとどめ、それ以外を6割で構成するのです。
コレが、効率よく売上を上げ、変化にも対応しやすいバランスです。
コメント