前回「店にチラシを置いてもらう方法」という記事を書きました。
相手を動かすもっともカンタンな方法は、相手が得する提案をすればいいわけです。
では逆に「チラシを置かせてほしい」と言われたらどうしたらいいのでしょうか?
指定以外のチラシを置くのがNGとか、お金が必要とかいった決まりがあるならそれに従えばいいでしょう。
でも、そういうのがない場合は?
目次
カンタンに「いいですよ」と言ってはいけません
なぜなら、「あの店はカンタンにチラシを置いてもらえる」との噂が光の速さで広まるからです。
チラシを置いてもらいたがっている人は私たちが思っている以上にたくさんいます。そうした人たちが噂を聞きつけてやってきます。
集客に苦労している人はチャンスですよ~。
やがて、売場にチラシが氾濫し、売場が荒れる原因になります。指定以外のチラシを置くのがNGの店はこの辺りのことがわかっているからです。
したがって、「指定以外のチラシを置くのはNG」にするのが一番カンタンです。
でも、私たちが他の店にチラシを置いてもらいたいときに困ります。
「うちの店のは置いて下さい、でも、あなたの店のは置けません」とは言えないですもんね。
「チラシを置かせてほしい」と言われたら質問する
「チラシを置かせてほしい」と言われたら必ず次の質問をして下さい。
「そのチラシを置くと私たちの店にどんなメリットがありますか?」
その答えを聞いてメリットがないと思ったら「メリットがなければ置けない」とはっきり断りましょう。
「どのようなメリットが必要ですか?」と聞いてくるセンスのない人には「1ヶ月1枚20円」と言っておけばいいでしょう。
「そのメリットはおいしい」と思ったら置いてあげればいいでしょう。
ただし、毎日チラシのメンテナンスをさせることは必須の条件にしましょうね。
ちなみに、自分からコレを提案してくる人は商売人として信用できます。
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